2015シーズンの幕開け。加油！の掛け声に久々のACLを実感しつつ観戦したが。
結果は0-2で敗戦。この本戦へ上がるための試合をこなしてきた広州と今季初の公式戦を迎えるガンバとの仕上がりの差がはっきりと現れた試合だった。パスミスも多く、足元もおぼつかない、相手の素早いチェックに慌てる場面ばかりで、最後まで噛み合うことなく試合が終わってしまった。去年とほぼ同じメンバーであるにもかかわらず噛み合わない様に、3冠はすでに過去のものと思い知らされた。序盤のガンバっていつもこんな感じよなとは思いつつも、すっきりとはいかないスタートとなった。
シーズン序盤とはいえ、連携の悪さや個々のコンディションの悪さは、ACLへ向けてのチームマネジメントの失敗を予感させる。Jリーグのように徐々に上げていっているようでは、ACLはすぐに終わってしまう。次のアウェイ韓国での城南戦がいきなりヤマ場となってしまうかもしれない。城南もタイのブリーラム相手に初戦を落としているからだ。週末のゼロックス浦和戦をどう使うかが重要になってくると思われる。
さて次はゼロックス・スーパーカップ、昨季優勝を争った浦和との対戦だ。 エキシビ感が強いが、タイトルのかかった試合。タイトルを取りに行く姿勢を見せつつ、すぐ後に控えるACLを見据えた戦いを期待したい。
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