2011年4月11日

トレーニングマッチ ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ

4/10、川崎とのTMを見学に練習場へ行ってきた。
45分×3本で行われたこの練習試合は、試合前こそ、久々に万博に現れた稲本や井川が松波さんや実好さんらと談笑する姿に和んだが、主力同士がぶつかった1本目はTM特有のゆるさはなく、所々で激しいあたりもあり、見応えのあるものだった。

この試合、2点目がガンバらしく美しいものだった。右サイド後方から左サイドまでよどみなくパスが繋がり、最後はアドリアーノが個人技でDFをかわしてゴール。調整中とは言え、主力組の相手にこのゴールは良かった。

2本目以降は両チームとも若手中心の構成で挑んだ。序盤はメンバーをほぼ全員入れ替えたガンバに対し、主力を残した川崎が押していたが、GK木村やポストの活躍で無失点に抑える。その後は川崎が押すものの最後の精度を欠き、逆にガンバのカウンターが効果的に決まり、追加点を奪う展開。稲本や憲剛はさがったが、山瀬やジュニーニョのいる相手に若手組は善戦したといえるのではないだろうか。

この2本目以降で際立って見えたのが、川西翔太だ。川西自身のゴールはなかったものの、攻撃に守備に奮闘し、2アシストを記録。3点目をあげた佐々木との絡みは良かった。4点目につながる平井の得意な形を引き出したパスも良い。

『時代はだんだん川西翔太、時代はどんどん川西翔太。』

うん、この表現は出所が良くない。それはわかっている。だが、見れば見るほど上がっていく川西への評価や期待値を表すのに、これしか浮かばなかった...、申し訳ない...。

公 式戦で長い時間見たいと思ってるのは僕だけではないはず。選手の中にもそう思っている者がいるような気もしてきた。唯一それを感じられないのが、無駄にダンディーな指揮官。20日のACL済州戦、24日に再開するJリーグ広島戦までに考えが変わってくれることを願うのみ。

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