2015年11月30日

Jリーグチャンピオンシップ準決勝 浦和レッズ vs ガンバ大阪

Jリーグチャンピオンシップ準決勝 浦和レッズ vs ガンバ大阪
11/28、埼玉スタジアムで行われたチャンピオンシップ準決勝の浦和レッズ戦をテレビ観戦した。
転がり込んだ舞台ではあるが、負けたくない相手に堂々と戦うガンバに期待したが。

結果は3-1で勝利。延長戦の末、宿敵浦和を下してサンフレッチェ広島の待つファイナル進出を決めた。いやまあなんというか表現しがたい試合だった。シーズンの最後、お互いに疲労や怪我がありつつも力を出し切った素晴らしい試合だったが、まさかあんな結末を迎えようとは。誰もが予想し得なかった、今後何十年も語り継がれるであろうあの場面。ほんとなんて言ったらいいかわからない。劇的、衝撃、いや勝ったから笑撃とも言えるのか。ダイキニワの“ポストプレー”からのカウンター発動、そして藤春の右足での勝ち越しゴール。あの10数秒間の感情の揺れ具合たるや、今までに経験したことがない。いや経験してるほうがおかしい。そのおかしい部類に今回入ってしまったわけだが。勝ったからいいようなものの、今後二度とないようにしていただきたい。なんだかんだでここまで来たが、来たからには最後も勝つしかないだろう。まずはホームでの第1戦、万博ちゃんはやめへんでー!とばかりに再び戻ってきた我らが万博記念競技場で勝利して大きなアドバンテージをとってほしい。

試合は浦和に攻められつつも、DF陣が弾き続けて、なによりこの試合のMOMに輝いた守護神東口がまさに神のようなセービングを連発してゴールを割らせなかった。前半をこらえきったガンバは後半早々に今野のゴールで先制。その後、相手FWズラタンに決められて同点とされるが、ここからも耐えに耐えて1-1のまま、延長戦へと入った。あとは先述したとおり、ダイキニワ演出の勝ち越しに加えて、パトの3点目で勝負を決めた。にしても2点目3点目の時の遠藤の冷静さはさすが。ニワカウンター時もジェソクからボールを貰う前に前線の位置をしっかりと確認してるし、3点目もFKからだったが相手と味方の動きをしっかりと見極めて絶妙なボールを入れている。また延長まで突入した試合で攻守に最後まで走り切った両SBの藤春とジェソクも素晴らしい仕事をしてくれた。交代で入った倉田米倉も良かった。それらすべてを見透かしてたかのような監督の選手起用、素晴らしかった。丹羽のアレ以外は。さあ、これ以上ない勢いを持って次のステージへ。いい意味でやらかしてしまおう。

さて次はチャンピオンシップ決勝第1戦、ホーム万博での試合。中3日とインターバルが短く疲労も心配されるが、今季はそれでずっとやってきたので問題はないだろう。試合勘という面でも優位だと思うし、それにあの激闘を勝ち抜いたという自信が何より大きい。2ステージ制の異論も多々ある中、年間勝点1位のチームを相手にこのレギュレーションにしれっと乗っかってかっさっらってしまおう。

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