2016年1月6日

第95回天皇杯決勝 浦和レッズ vs ガンバ大阪

第95回天皇杯決勝 浦和レッズ vs ガンバ大阪
1/1、味の素スタジアムで行われた天皇杯決勝の浦和レッズ戦をテレビ観戦した。
残された唯一のタイトル、獲って良い締めくくり&良いスタートをと願ったが。

結果は2-1で勝利。長かったシーズン最後の試合で今季60試合目、宿敵浦和を下して2度めの天皇杯連覇を成し遂げた。今季集大成でもあったし、チームを去る選手やスタッフへの想いも重なっただろう。浦和を相手に緊迫した試合の中で散々外しまくったパトが2得点し、浦和の追撃を食い止めて、ついに頂点に立った。最後の最後にまたやらかしかけるCBもいたりして、試合終了の笛がなるまで気の抜けない戦いだった。戦い終えた安堵とともに、短いオフを迎える。2週間ちょっとのシーズンオフって、リーグCSから天皇杯準々決勝までのインターバルより短い期間なんだが。勝ち続けるチームの宿命でもあるが、元日にやる意味は?とよぎったりもする。いろんな思いはありつつも、2016シーズン、新スタ元年へのワクワクは既に始まっている。

試合は、まあ終わってからだいぶ経っているので薄れている部分もあるが、表彰台でのあの出来事はこれからも変わることなくはっきりと覚えていることだろう。いろいろなカップやトロフィーを受け取り、最後に天皇杯を受け取った後にそれは起こった。通常ならこのまま天皇杯を掲げるのだが、キャプテン遠藤は一旦それを預けて、スタジアムの観衆やテレビ観戦者などの注目の集まる中で、来ていた明神のユニフォームをアピールするというパフォーマンスをやってのけた。今季でチームを去る功労者への最大限の感謝の現れだったのだろう。当然それに値する選手だと思うし、欲を言えばカップを受け取るのが明神であってほしかったとも思う。この場面を見て素直に良いチームだなと思ったし、ガンバが好きすぎてどうしようもないとも思った。ありがとうガンバ大阪。

優勝という結果、功労者を最高の形で送り出す表彰式、試合では内田井手口の近い将来ガンバを支えるであろうWボランチが見られたうれしさなどあって天皇杯は終了した。ここからは“さよなら”と“おかえり”と“ようこそ”が入り乱れる季節へ突入。“さよなら”はありがとうとそらそやろが混在かな。“おかえり”はセカンドチームが発足したこともあって多くなりそう。“ようこそ”はFWとCBでちょっと期待させてほしいなあ。などと思いつつ、1/17の始動日までチームもサポーターもしばしの休憩。シーズンが始まったらできなさそうなことはこの期間にやっておこう。

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