2011年11月17日

第91回天皇杯3回戦 ガンバ大阪 vs 水戸ホーリーホック

第91回天皇杯3回戦 ガンバ大阪 vs 水戸ホーリーホック
11/16、万博で行われた天皇杯水戸戦に行ってきた。
気温10度程度、観客3,000人弱の中、熱い試合を期待し観戦したのだが。

結果は2-3で敗退。ベスト16を逃すのは13年ぶりらしい。西野体制では初めての出来事。90分では決着がつかず、延長までいったのだが、パスやトラップにミスが多く、この日の気温同様、お寒い内容の試合だった。代表で遠藤とグノ、怪我でラフィーニャや山口を欠く中での試合だったが、これは言い訳にならない。

CB内田は終始不安定で、彼のミスから失点を喫する場面も。他にもあわやの場面が多々あり、これには我が指揮官も頭を抱えるよりほかないだろう。結果を出して欲しかった。久々に先発で入った平井は、全くもっていいところなし。テスト的な意味合いもあっただけに、リーグ戦に繋がる活躍を期待していたが、残念すぎる出来に失望した。水戸のFW、鈴木隆行が素晴らしい出来だったので、比較してしまい、余計に悪い印象になってしまう...。もちろん、彼ら二人だけでなくチームとして悪かった。ひどい試合の後の修正力に期待するしかない。

良いのを挙げるとすれば、藤春だろうか。だいぶ自信を持ってプレーできるようになったと思う。縦に行く藤春に対して、水戸がディフェンスを2枚つける場面が多くみられ、スピードを警戒しているのがわかった。彼の持ち味が相手にとっての驚異になってきたのだろう。ただ、自分で打開できる突破力には乏しいので、今後はそういった強引さも身につけていってほしい。

この日1番印象に残ったのは、先述した相手FW鈴木隆行。久々に見たかつての代表戦士は、本当に素晴らしかった。前線でのチェックは欠かさず、降りてきてはボールをちらし、セットプレーでは守備にまで顔を出す。そして得点も決めた。平井に求める全ての要素がこの日の鈴木にはあった。120分間これを続けた鈴木を見て平井は何を思うのか...。あと気になったのは7番の小池。スピードも技術もあり、右SHでの出場だったが、SBにコンバートすれば加地の...、いやなんでもない。

さて、情けない気持ちと悔しい気持ちを持ち越さないよう、切り替えて次の試合、アウェイでの新潟戦にのぞんでほしい。残るリーグ戦はあと3つ。アレを信じて最後まで応援する!

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