2013年4月18日

J2リーグ第9節 ガンバ大阪 vs 松本山雅

J2リーグ第9節 ガンバ大阪 vs 松本山雅
4/17、ホーム万博で行われた松本山雅戦に行ってきた。
初めて見るチームやそのサポーターが気になりつつも、今節こそホームで初勝利をと願い観戦したのだが。

結果は1-0で勝利。去年8月以来のホームでの勝利で久々にセンゴクさんも仕事ができた。2試合連続でウノゼロという天変地異レベルの結果だが、今のガンバにはこれが現状なのだろう。

前半はほとんどガンバの時間だった。相手があまりにも何もしないでいたのもあったが、これ見よがしに狭いスペースでのパスの応酬。中で固めた相手守備陣を引き剥がすべくサイドでゴソゴソ、機を見て中へというような展開がずっと続いていた。そんな中、藤春のクロスがレアンドロの前へ、それを相手が触ってオウンゴールという形で先制する。得点はこれだけ。圧倒的に攻めつつも敵失でのリードに留まったのは、前節と同じような展開だった。

後半に入り、前半の反省を踏まえたサッカーをしてきた相手に押し込まれる場面が徐々に増えてくる。兼ねてから問題の二川交代後(家長交代も含む)はそれが顕著に。得点の匂いすらなくなったが、ズルズルと失点を許し…という場面はなかった。岩下や西野が壁のように弾き返すなど、全員でしっかりとしたディフェンスを見せてくれた。中でも西野は武器である高さに加え、前線にスルっとピシャっとシンプルなパスを送る姿が印象的だった。それは師匠シジクレイがよくやっていたこと。順調にニシクレイとして成長してくれているようでなによりだし、彼の成長で今野をボランチとして固定できるので、ガンバにとって本当にありがたい。

その今野はこの試合を欠場したが、その代わりに入ったのが久々の登場となった内田だ。可もなく不可もなく…、いやいきなりあの中に飛び込んで全く違和感なくやれていたと言ったほうがいいだろう。ひとつトラウマになりそうな危機を演出しそうになった場面もあったが、比較的落ち着いて試合に入り、周りもよく見てたし細かなポジションチェンジやカバーリング等しっかりとその役割を果たしてくれた。代表組が抜ける今後に向けての好材料となった。

また、この試合も交代策がうまくいったとは言えないものだったのだが、阿部にせよ川西にせよ、足りなくなっていた前線での守備をしっかりこなし、動きまわっていたのが好印象だった。特に川西はライン際で鬼のスライディングを見せ、その姿に監督が拍手を送る場面もあり、得点すること以外は期待通りといったとこだろう。(個人的には彼が先発してレアンドロのサポートに徹してくれたらとの思いもあるのだが。)停滞していた空気を大きく変えるとまではいかなかったが、まずまずの仕事をしてくれたと思う。前回のアレを目の当たりにしたらそうなるのも当然だが、いい効果を生み出しているのは間違いない。あとは当の本人がどれくらい戻してくれるか、殻を破ってくれるかに期待したい。

さて次はアウェイで富山と対戦。京都に勝ち、神戸と引き分けているのであなどれない相手だ。GWの神戸との直接対決まで離されることなく迎えるために、きっちりと勝ち点3を持って帰ってきてほしい。

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