日水日とタイトな3連戦の初戦、勝って勢いをつけてほしいと願っていたが。
結果は1-0で勝利。攻めに攻めつつもセットプレーからの1得点のみ。さんざんシュートを打ったが、ゴールがちょっとズレてる？と思わせるような微妙に外れるものが多かった。ホントあとは得点だけというとこまで来てはいるが、そこから先がなかなか進まない。もし新生長谷川ガンバにもケチャップ理論があてはまるとしたら、蓋の内側の銀色のやつを剥がし損ねてるのではないだろうか。ブシュッ、ブシュッ、シュッ、カス…みたいな感じ。あわてんぼうのガンバさん、次までにキレイに剥がしといていただきたい。
この試合で良かったのは、前節ヴェルディ戦でのこれでもかというくらいの右サイド偏重が功を奏したのか、僕だってできるもんとばかりに攻撃的な姿勢を見せてくれた左SB藤春だ。左サイドを起点とした攻撃が多くあり、ガンバとすれば前節をツンとするならこの試合はデレにまわったかたちだ。前への意識を強く持ち試合に挑んでくれていた。上がった分だけその裏を狙われやすくはなるが、それを補って余りあるあのスピード。この試合でのハイライトはカウンターの場面、普通に走る相手DFが追いつけない程の快速ドリブルを見せてくれたところ。ピッチの中央付近からだったので50mくらい独走して、そのままシュート（股を狙った？）。惜しくもGKに阻まれたが、持ち味を発揮してくれたいいプレーだった。彼にはアメとムチが必要なのだろうか。いや、めんどくさいのでいつも積極的な姿勢でお願いしたい。
課題といえば、やはり後半途中からの押し込まれる時間帯。二川交代後のボール保持率ってどれくらいなんだろう、なかなかマイボールにできない時間が続いた。セットプレーで危ない場面を作られたりもしたが、前節同様、この日得点した岩下と試合ごとに安定感が出てきている西野などがしっかりと守りなんとか逃げ切った。あとは交代で入った選手も効果的な働きは出来ておらず、苦しい展開だった。14番について、あれは妥当な交代と言わざるを得ない。監督はガンバTVのインタビューで戦えない選手はいらないと言っていたが、まさにそれを実行した。これ以上ない危機感を抱いたことだろう、取り返せるようこれからも頑張って欲しい。
さて次は水曜日、ホーム万博で松本山雅が相手。そろそろ勝利を、そしてガンバサポの待つゴールに何度となくぶちこむ無慈悲なガンバが観たいものだ。
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