2013年10月21日

J2リーグ第37節 ガンバ大阪 vs カターレ富山

J2リーグ第37節 ガンバ大阪 vs カターレ富山
10/20、ホーム万博で行われた富山戦に行ってきた。
情けない試合が続いているが、良くない天候の中で技術の差が顕著に出てくれればと思いつつ観戦したが。

結果は3-1の勝利。久々の勝利に安堵しながらも余計な点をやるのは相変わらずだなぁと、また点を取ることに物足りなさがあったのでぼんやりした感じ。でも悪い流れを断ち切るべく、なによりホームで勝利できたのは大きかった。

前半は攻め続けたが相手の固い守備にこじ開けられずにいた。パスをカットされたりもしたが、その後に相手のパスミスも多かったので危ない場面はあまりなく、いつゴールが決まるかだけの展開だった。そんな中、倉田の復帰後初ゴールが決まる。ゴール前での大森と宇佐美のコンビネーションからのこぼれ球をきっちりとゴールに繋げた。その後にほんとにくだらない、単なる不注意としか言いようのない連携ミスから失点し同点とされる。またかとうんざりさせられるものだった。嫌な空気に包まれてはいたが、前半終了間際にそのミスに絡んだ西野のゴールで勝ち越しに成功する。西野が出足よくパスカットしサイドにはたきそのまま前線へ。そのパスを受けた流れでサイドを崩し、加地からのクロスをタイミングよく飛び込んだ西野が頭で合わせた。判断の良さが生んだ非常にいい得点で2-1で折り返す。

後半に入ってこちらのペースではあったが、前半の反省を踏まえてか相手も積極的になり、交代選手で活性化を図ろうとし、簡単ではない展開となった。しかし、宇佐美の追加点やDF陣や藤ヶ谷の好セーブなどで跳ね返し、3-1で試合終了。連敗を止め、昇格そしてJ2優勝へ向け上を向ける試合だったと思う。

この試合では前線固定で遠藤を起用したことで倉田や宇佐美、大森といったところに確実に繋がるようになったことが勝利の大きな要因だろう。FWなしのような形だが、前で自由にやれる選手が多くなった。あとはボランチに入った今野の安定感。CBでは多少なりとも不安があるがこの位置では攻守に関わることができ、前後の繋ぎ役にもなれるし自分で点を奪うとこまでいける。やはり彼の適正はこのポジションだろ う。CBとの絡みで大きなミスがあったのはいただけないが。そのCBに久々の出場となった西野が入ったが、あのミスを除き良かったと思う。高さという点では他のCBにはない彼の強みだし、セットプレーの安心感も変わってくる。あとは誰と組むかなのだが、1番と思われる岩下の復帰がなされない中では丹羽なのだろう。今季は岩下復帰まで、あるいは最後までこの形をキープしてほしい。

前線では大森に惜しいと思う場面がいくつもあったのが残念だ。この日は大森の日ではなかったと言いたいけど、シュートを打てる場面でひとつふたつタッチが多かったりするのが非常にもったいない。後はゴールだけなんだから、そこはもっと意識して積極的にシュートにいってほしい。あとはFW、起点にはならないと判断されての遠藤のあのポジションでの起用だったのだから、奮起せざるを得ない状況だろう。物足りなさを感じまくる中でどう自分のプレースタイルを求められるものへアジャストしていくか、残り少ない試合の中で見せてもらいたい。

さて次はアウェイで徳島と対戦。現在5位の徳島だが、一時の好調から今は停滞している。しかしホームでガンバを迎え撃つとなれば、チームやスタジアムの雰囲気がガンバドーピング全開で襲い掛かってくるだろう。厄介な京都戦を前に昇格を決めるためにもここは返り討ちといきたいところ。チケット争奪戦に敗れ現地に行けないのは残念だが、勝ち点3を持って帰ってきてくれると信じている。

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