2013年11月18日

J2リーグ第41節 ガンバ大阪 vs モンテディオ山形

J2リーグ第41節 ガンバ大阪 vs モンテディオ山形
11/17、ホーム万博で行われた山形戦に行ってきた。
ホーム最終戦、勝てば優勝の大一番。今季最後の万博を、芋煮・玉こんにゃく・ずんだ餅を堪能し最高の結果を待っていたが。

結果は3-2で勝利。J2だけど優勝の瞬間を目の前で観られた。正直J2だからあんまりなぁとの思いがあったのだが、いざその瞬間を迎えるとやはりうれしいし、楽しいし、気持ちいい! 試合前から万博の雰囲気も良かったし、試合中もゴール裏だけでなく、メインもバックも一緒になって勝利を呼び込む空気を作っていたと思う。ホーム万博であの空気感に包まれる幸せを噛み締めつつ、次はJ1でそれが達成できたらとの思いが増してきた。まぁなんだかんだあるが、しばらくはこの喜びに浸ろうと思う。

さて試合だが、前半は相手の山形が早いプレスにコンパクトに保たれた中盤、守備意識の高さと良いサッカーをしていたので、また自分たちに堅さもあったため思うようにコントロールできずにいた。DFが弾いてもセカンドボールを自分たちのものに出来ず苦しい展開が続いた。その状況を打ち破ったのが助っ人外国人以上の活躍を見せる宇佐美。佐藤の競り合いから流れたボールを拾ってゴール前まで持ち込みそのままシュート。ひとつのゴールでここまで盛り上がるかと感心するくらい万博じゅうが歓声をあげた先制点だった。その後あっさり追いつかれたが、相手オウンゴールでリードを奪う。このまま2-1で折り返す。どちらにもチャンスやらミスやらが有り、どちらが有利とは言えない内容だった。

後半に入ってもお互い譲らず、と言うかややダラっとした展開になっていたが、またもや宇佐美がそれを打ち破った。二川からのやわらかい浮き球のパスを受けると骨盤パニックを発動させDFを交わし、低い弾道の強烈なシュートを突き刺した。この時ポストに当たったけど、その時の音がマグノ並みの金属音でビックリした。2点リードでこのままとは行かず、山形が折れることなく自分たちのサッカーを継続する中で1点返されるも、なんとか守って逃げ切りその瞬間が訪れた。喜ぶ選手、泣き崩れる選手、インタビューを後回しにする監督、おそらく加地主導のグダグダな感じのワニナレナニワなどなど目の前で繰り広げられる光景を最高の気分で見つめていた。優勝したし、なんでもいいかと言うとそうでもない。ボランチの出来は良くなかったし、前半にあったチャンスはことごとく外してしたし、交代選手も逆効果な部分もあった。このへんは修正を、と言ってもあと1試合しかない。最後も勝って終わり、J2バイバイしたい。

あとはこの試合でもすばらしかった二川孝広に触れておこう。代表組不在でもこの選手がいれば攻撃面は大丈夫。固い山形の守備を付くパスの数々、得点に繋がったものもそうでないものも含め試合を演出してくれた。特に右サイドから佐藤に出したパスはDFとGKの間を絶妙に通す、感心して唸るしかないような美しいものだった。まぁ外したけど。試合が終わってからも、監督の胴上げには案の定参加せず外から見てるだけで「あぁフタちゃんやな」と思わしてくれたが、あのぐふふニヤニヤな笑顔を見ているとあれはあれで喜びを爆発させてたんだと思う。そんなフタちゃんが大好きだ!

さて、次の試合。2013シーズン最後の試合はアウェイで群馬との対戦。チームとしては勝つことと、あと2得点に迫ったシーズン100得点をなんとしても達成して欲しいところ。個人では宇佐美に4点とってもらって得点王に…、ってこれはおまけ的なものかな。でも、そうなってほしいと本気で思ってるし、彼ならできそうと思わせてくれるのがなんとも頼もしい。代表組も帰ってくるし、全員でガンバのサッカーをして締めくくって欲しい!

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