毎年もっちゃりした内容の天皇杯初戦だが、今年はJFLで首位のチームが相手。延長はやめてと願いつつ見たのだが。
結果は2-0で勝利。しかしこの勝利はただの勝利ではない。先発陣がTMかと見まがうくらいのメンバーだったからだ。
GK：藤ヶ谷
DF：藤春、金、内田、大森
MF：スンヨン、武井、横谷、星原
FW：大塚、川西
どんな試合でもだいたいフルメンバーで戦う西野にしては珍しい英断だ。メンバー的にも観客数的にも第1練習場で済みそうなと言っては失礼だが、それくらいの若ガンバ。GK藤ヶ谷でこけそうになったことも付け加えておこう。
さてこの若手衆、いまひとつふたつの出来だったのだが、可能性は感じられた。右SBに入った大森晃太郎以外は。何よりトーナメントで勝利という結果を得られた事は、このメンバーにとって次に繋がる自信となったことだろう。また交代で入った右SB高木の確認やおそらく調整目的で入ったグノなど、名古屋戦へ向けての準備もできたと思う。
対するSAGAWAはしっかりとした守備でガンバを抑えつつ、サイドをうまく使って攻撃するチームだった。特に右SBの24番の選手は、おそらく西野か山本にロックオンされたろう。天皇杯序盤はスカウティングの場となってるここ数年...。
主力をきっちり休ませることができた。次は10/15の大一番。去年一度も勝てず、今年もホームで引き分けたグランパス。アレに向けて大きな試合だ。怪我人の回復状況など気になるが、今ある戦力で十分に戦えると思う。目指すは勝利しかない。
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