2012年3月19日

J1リーグ第2節 セレッソ大阪 vs ガンバ大阪

J1リーグ第2節 セレッソ大阪 vs ガンバ大阪
3/17、長居で行われた大阪ダービーに行ってきた。
リーグ戦度外視の勝利のみが求められる戦い。試合前からゴール裏サポーターが会場の空気を作り、素晴らしいコレオで選手を出迎えた。ガンバ+今野+セレッソから導き出された「1203」の文字がガンバゴール裏に浮かび上がり、試合開始までのお膳立ては完璧だったのだが。

結果は1-2で敗戦。悔しい、情けない、腹立たしい、いろんな負の感情が湧き出た後の虚脱感。屈辱の時。リーグ戦の1つと考えていないのはチーム、サポーター同じであったろう。明神などのプレーを見ればそれは明らかだ。しかしダービーという特殊環境の中、普段以上の力を振り絞って戦った挙げ句の結果がこれだ。これは簡単には片づけられない状況である。まだ新体制での公式戦もわずかだからと楽観視するのもここまでだろう。

払拭するには勝利しかないのだが、だた勝てばいいというものでもない。ここまで積み重ねてきたガンバのサッカーというものがあるからだ。個人的な好みで言えば、必死にプレーする遠藤など見たくない。いるのかいないのかわからないくらいひょうひょうと試合を決するプレーを魅せる姿が見たいのだ。初年度から見ているので勝てないガンバを知っている。だが、また負けよったー!などとのんきに言っていた時代は既に終わったのだ。これからますます風当たりがきつくなるかもしれないが、最良の結果も求めて戦っていってほしい。

話は変わって試合前のこと、今回のダービーも大阪プロレスの皆さんが会場を盛り上げてくれた。昨年同様、ブラックバファロー選手が「知らねぇな!」を繰り出し、対決姿勢をあらわにすると、ここで吹田市出身だという原田大輔選手がガンバ側につくといういかにもプロレスらしい展開に。どちらのサポにもくだらない風紀委員がいたのか、今年はバランスを取ってきたのだ。バファローコールと原田コールで盛り上がる両ゴール裏。悔しいくらいのいい余興であった。

そんなゲストに煽りは任せて、自分たちは裏でネチネチとやる向こうらしいとも言えるスタイルは今年も健在。しかも今年は、あまり煽るなとレスラーに忠告しておきながら背番号「知らねぇ」ユニで登場させるあたり、チームもサポも同じ体質なのかと思わせた。やはり相容れない連中である。相容れるつもりもないのだが。しかし、結果は結果、負けは負け。夏のホーム万博でのダービーまでは相手にでかい顔されても仕方ない。

さて、一刻も早くこれを振り払うべく今季公式戦の初勝利を狙うのは、ACL第2戦、オーストラリア・アデレードでの戦いとなる。初戦を落としているだけに、ここでの結果が今年のACLを決める試合となるだろう。幸か不幸か、国外アウェイで行われるこの試合で気持ちも新たに挑んでもらいたい。

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