2012年5月7日

J1リーグ第10節 大宮アルディージャ vs ガンバ大阪

5/6、アウェイ大宮戦をテレビで観戦した。
前節鹿島、ACL浦項での敗戦を払拭するような試合を期待したのだが。

結果は0-1で敗戦。怪我などで先発が多少変わったこの試合。ラフィに代わって阿部、加地に代わって丹羽、そして藤ヶ谷に代わってJリーグ初出場となる木村敦志が先発に入った。怪我明けの明神もベンチスタートとなり、若い顔ぶれに。佐藤、阿部、寺田といった面々が前からプレスを掛け、ディフェンスラインも高く保っていて、チームとしてはいい状態であるように見えた。ただ惜しい試合ではあったのだが、このGW3試合で無得点という結果が物語るように点が獲れない。それが何よりも悔しいくてならない。いいところまではいくが、決めきれない。阿部や寺田、倉田を先発させたことで守備に重きを置いているのはわかるが、その分攻撃の迫力に欠ける。現実的な策ではあるが、やはり寂しい。また個人的なことではあるが、二川の出番がめっきり少なくなっているのも寂しさに拍車をかける。

チームとしてやれることはやった、だが結果が伴わない。となると、これが現在での実力と捉えざるを得ない。現有戦力で上積み要素といえば、パウリーニョの本格復帰とラフィーニャの復調ぐらいか。なんだか寂しい話だが、現状がそうなのだから仕方がない。個々の選手がこれまで以上の危機感を持って日々を過ごしてもらうしかない。こちらとしてはいつものように勝利を信じて応援するほかない。

こんな話ばかりでも嫌なのでうれしい話を。先の述べたように、この大宮戦はGK木村敦志がJリーグ初出場初先発となる記念すべき試合だった。ユースから昇格し既に10年、28歳になる彼にとってこの日は何事にも代えがたい特別な日となっただろう。本当におめでとう。しかしこれで終わりじゃない、始まったばかりだ。ようやく巡ってきたチャンスを彼はモノにしようとしている。少なくともACL浦項戦とリーグ大宮戦、チームは負けているがGKとして目に見えた結果は出していると思う。これからもずっと正GKとしてガンバのゴールマウスを守ることを切に願う。

さて、次のゲームは久々に万博に帰ってくる。相手は去年の堅守に加えて得点力も身につけ、現在首位をひた走る仙台だ。真逆とも言えるチーム状況のチームが相対するわけで、厳しい試合が予想される。まだまだ我慢の時は続く。

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