2012年8月20日

J1リーグ第22節 名古屋グランパス vs ガンバ大阪

J1リーグ第22節 名古屋グランパス vs ガンバ大阪
8/18、アウェイトヨタで行われた名古屋戦に行ってきた。
ここ数年勝っていない名古屋との試合、これに勝って脱出を図れればと祈りにも似た気持ちで観戦したが。

結果は5-0の大勝!まさかここでこんな勝ち方をするとは思ってもいなかった。相手としてはケネディやTMTを欠いていたり前半に退場者を出してはいたのだが、20周年記念と銘打たれた試合だったので是が非でも勝利が欲しかったことだろう。それを見事につぶした接待知らずのガンバは素敵だ。

全員が白ユニ透け放題のハードワークをこなしたからの勝利だが、あえて2人ほど挙げてみたいと思う。まずはなんだかんだで10得点の佐藤。PK奪取&退場に追い込む粘り強さ。以前より粘りからのPK奪取(不可解判定による未遂も含む)はよく見る場面で、彼の良さが存分に発揮されている証拠だろう。レアンドロ加入によりさらに引き出された感がある。あとはゴール前でのトラップミスでボールがGK前に転がるというシーンが少なくなれば…。でも、そういう時のピッチを叩きつけて悔しがる姿には熱くさせてもらってる。そんな時に彼を鼓舞するチャントがあればなぁと最近思うようになった。スタジアム全体を巻き込めるように手拍子&オーとかオレとかシンプルなやつがいいかな。しゃべりすぎ歌いすぎだとみんなで盛り上がりにくいし。それを考えるとレアンドロのチャントはホント盛り上がるし気持ちの高まるいいチャントだなぁ。

そして岩下。緊急出場のダービーと名古屋戦の2試合だけだが、クロスの質はいいし、縦パスもいい。サイドの守備も難なくやっている。ちんたらボールを保持する様もなぜか心地よく感じる。ここまで悪いとこなし。あっという間にガンバサポの心を掴んだことだろう。なにより良かったのが、この試合が終了し万歳五唱の後のこと。噛み締めるように静かな、それでいて力強いガッツポースを見せてくれた。なかなか熱い男だ。疲労困憊の様子だったが、何度も拳を握り締める姿はかっこよかった。後は敵として見ていた時に感じた悪い部分がでなければと願うばかりである。

問題山積みだったDF陣だが、岩下加入で右サイド問題が鎮火されたように見える。また丹羽のラインコントロールも功を奏しているのだろう、安定したディフェンスを見せてくれている。SBはチャラく見えて熱い岩下とチャラく見えてチャラい藤春、CBは熱くるしいほど熱い丹羽と冷静でいて熱い今野、DF陣のグラデーションがなかなか興味深い。

さて、これで勢いに乗らなければどうするの?ってぐらいの快勝で鬼門を乗り越えたガンバは、次はホーム万博で最下位札幌を迎える。アウェイ札幌での大勝、そして今節での大勝とあって相手はかなり守備的でくるものと予想される。だが、取り戻しつつあるガンバのサッカーでじわじわと相手の体力を奪い、一気にたたみかけてくれるものと信じている。

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