前節の敗戦から仕切りなおしできるよう、快勝を期待し観戦したが。
結果は3-2で勝利。早めの先制、早めの2点目、早めの3点目とここまでは理想的だったが、ここからエンターテナーっぷりを発揮して1点差まで詰め寄られつつ何とか逃げ切り。アウェイサポを楽しませ満足させつつ勝ち点3は手に入れる接待サッカーは今季ガンバのトレンドのようだ。鵜匠と鵜の関係のように飲み込まず吐き出せといったところか。違うか。
この試合は良い面悪い面がはっきりと出た試合だった。良い面、もちろんそれは攻撃。3点とも奪い方や流れが良かった。1点目は遠藤が高い位置でのボール奪取からやや左に位置したレアンドロへ。ああ中へ行くなと思ったとおり中へ入り右足の巻き込むシュートでゴールを奪う。このゴールまでもさんざん同じ動きをしており（左で打てよという場面でも）、バレバレでがあったがうまく決めてくれた。2点目は藤春が出足よく相手のパスをカットし前へ持ち込み、レアンドロへ縦パス。これを落ち着いて放り込んだ。前の選手が裏への動きを強く意識していたのか、こういうのはよく見られた。相手が高い位置でのチェックに来ていたので、それを逆手に取った感じだ。1,2点とも早いチェックでボール奪取、最短でゴールへという動きだった。3点目はサイドから。駆け上がった藤春のクロスにレアンドロがスルー、ファーに詰めた倉田が合わせた。この試合も攻撃に守備に走り回っていた倉田、ほんと頼もしい存在になったものだ。ポジション的に3得点は寂しい気もするが、これを続けてくれば自ずと結果としてあらわれるだろう。
次に悪い面、試合でフィジカルを養うとしていた今季だが、既に5月中旬であり14試合消化している。暑かったとは言え後半途中からの運動量の激減、ディフェンスバッタバタは未だ解消されていない。しかも最後は4点目を奪うのではなく、このまま終わらせる選択をしていた。その要因としてこの日先発を外れていた家長が起用されていた。何かを通り越して自然と笑みが溢れるほどの身体の強さ、キープ力を見せてくれたが、なんだかなぁ～な印象しかなかった。勝ち点3を取るために現実的な策を講じたのかもしれないが、寂しくもあった。現状はまだそんなところなのか。
さて、次はホーム万博でザスパとの対戦。現在20位と下位にいる相手だが、岐阜戦同様簡単ではないと思う。仕方ないと簡単には割り切れないが、現実的に勝ち点3を、結果を優先させる戦いをするのなら、確実に勝たなければいけない相手だ。きっちりとモノにしてもらいたい。もちろん、余裕を持ったイケイケなガンバが観たいのは言うまでもない。
0 件のコメント:
コメントを投稿