2013年7月22日

J2リーグ第25節 ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸

J2リーグ第25節 ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸
7/20、ホーム万博で行われた神戸戦に行ってきた。
首位決戦、宇佐美復帰、久々に高揚感を覚えつつ、勝利を願っていたが。

結果は3-2で勝利。勝って良かった。ほんと勝って良かった。復帰即先発で結果を出した宇佐美とそれを迎えるかのように万博に集まったガンバサポが作り出した雰囲気が素晴らしかった。これぞホームという雰囲気の中、選手たちも気持ちよくプレーできたのではないだろうか。もちろん神戸の選手も良かったし、神戸サポの応援も素晴らしかったからこその雰囲気だったのだろう。

試合は前半早々に警戒すべき選手、ポポのミドルが決まったところから始まる。やっぱりそれでやられたねという感じをすぐさま払いのけてくれたのは宇佐美だった。この日プロ初先発の大森から二川へと繋ぎ、中で遠藤がDFを引き付けながらスルー。それを宇佐美が見事にゴールに叩き込んだ。少しだけボールを動かし、DFが対応できない速さでシュートを放つ、簡単のようでそうではないゴール。宇佐美らしいゴールだった。その後もガンバペースで試合は進み前半終了が見えてきた時間に追加点が入る。CKから岩下が高い打点で折り返す、そこにいたのはまたも宇佐美だった。先制はされたがすぐに追いつきさらに追い越す、前半を2-1といい形で折り返す。

後半に入ってもガンバのいい形は続き、早い時間で3点目を奪う。藤春のいいタイミングでのクロスを中央で遠藤がヘディングでゴール。きれいな流れからの得点で気を良くしていたところ、今度は神戸にすぐに2点めを取られ安心ムードは一瞬で吹き飛ばされた。その後は神戸が攻勢にでて、それを受けるガンバという形が続く。ヒヤヒヤの場面も何度かあり、得も言われぬドキドキ感に襲われ続けていたが、なんとか踏ん張り試合終了。首位決戦で見事神戸を退けた。

宇佐美は復帰戦で2得点、もちろんそれ以外にも前でキープできるから中盤が活きたり周りを活かせたりと、いなくなった選手の役割をさらりとやってのけてくれた。遠藤がトップ下に入り、それをさらに加速させていたのも忘れてはいけない。宇佐美劇場と言ってもいいほどの出来に、万博も最高の雰囲気に包まれた。2年前のお見送り試合でもそうだったが、今回のお出迎え試合もびっせるさんが見事に引き立て役となってくれた。こちらにとっての茂木ポポ以上に、向こうにとっての宇佐美がいかに脅威であるかをまざまざと見せつける結果になった。

また、この日初先発を飾った大森の出来も本当に素晴らしかった。攻守に動きまわり、チャンスを作り、そして惜しいミドルも放った。同期の宇佐美に引っ張られるかのような活躍は嬉しかった。監督が好きそうな動きを随所に見せていたので、今後もチャンスは回ってくると思われる。次こそはゴールをと期待してやまない選手だ。さらに途中から出場した岡崎もルーキーとは思えない落ち着きで貢献してくれた。早いチェックからボールを奪いそのまま前へ。見極めて見極めて阿部にラストパスを送る姿に頼もしさを感じた。あれを阿部が決めてくれれば言うことなしだったが…。試合の展開上、出番が回って来なかったロチャだが、次への楽しみとしてとっておくことができたと思えばいいか。

さて次は、アウェイでヴェルディと対戦。前回ホームでの対戦はスコアレスドロー。高原はやはり脅威だし、安田晃大の出場有無は?など見どころはたくさんある。だが、首位決戦を制したとはいえまだ勝ち点3差、6連勝で3位に浮上した千葉やなかなか落ちていかない長崎、そして京都もいる。東京夏の陣などと銘打たれているようだが、これらを突き放すためには足踏みなど考えられない。勝ち点3を奪ってきてほしい。

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