2013年7月29日

J2リーグ第26節 東京ヴェルディ vs ガンバ大阪

J2リーグ第26節 東京ヴェルディ vs ガンバ大阪
7/27、アウェイ東京V戦をスポーツバーで観戦した。
前節神戸に勝利した勢いでこのまま突き進んでくれるものと思い観戦したが。

結果は3-3のドロー。2点ビハインドから一気に逆転まで持ち込んだのは良かったが、雷雨による中断やぬかるんだグラウンドによって流れが相手に行ってしまった。

豪雨の中スタートした試合は早々にヴェルディが先制し、嫌なスタートに。このところ開始早々の失点が目立つのが気になる。だがこの1点がヴェルディを守備を固める方向へと導いたのは、後から思えば救いだった。前半はこのまま1-0で終える。この前半には岩下が負傷退場というアクシデントで急遽ロチャに出番が回ってきた。ロチャにボールが収まり、宇佐美や大森へと繋ぐといった場面が見られるようになり、ガンバのペースになった。もう少し時間が必要だとは思うが、思っていたよりもロチャがゲームに入れていたのは喜ばしいこと。後半への巻き返しへ期待を持たせてくれた。

後半に入って反撃をと思っていた所でキレイに崩され2点めを献上してしまう。だが、すぐさま大森の美しいクロスからロチャが移籍初ゴールを決め1点差とする。すぐに返せたことでこちらのペースになり、猛攻を仕掛ける。これがパウリーニョの同点ゴールへと繋がる。宇佐美のスルーパスに抜け出し左足でキレイなシュートだった。勢いは止まらず攻撃をたたみかける中で奪ったFKを遠藤がGKが動けないほど完璧に決めて逆転に成功。やりたい放題モードに突入し、さらに追加点をというところで残り10分強の残し、雷雨による中断となってしまう。約1時間後に再開され、ガンバは前線でロチャのガチムチキープに持ち込んで逃げ切りを図ろうとしていた。残り時間を考えればそうなるとは思うが、ロチャへ、前線へと繋ぐパスを転がしたり、ボールを持った選手がドリブルに行こうとしたりと田んぼと化したピッチでやるプレーではなかった。一方ヴェルディは奪ったボールをすぐに前線に放り込んだり、サイドに転がればすぐにクロスを入れたりと状況に応じたプレーを繰り返していた。押し込まれ続け耐え切れずに、なにがしたかったのかわからないようなクリアミスを押しこまれ同点とされ、試合終了。

天候による状況の変化は合ったものの、非常にもったいない試合をしてしまった。早い時間帯での失点に加え、再開後のヴェルディがはっきりしたプレーをしたのに対し、ガンバは逃げ切りを図ったが中途半端なプレーが多くそれに失敗した。さらには岩下とパウリーニョが負傷退場と嫌なものが残りそうだが、その中でも希望を与えてくれたのは大森の存在。前節同様素晴らしい働きを見せてくれた。宇佐美とのパス交換はしびれたし、積極的にシュートを打つ姿勢、そして反撃の狼煙となるロチャのゴールをアシスト。誕生日が一緒というだけで並々ならぬ思い入れのある選手だけにこの活躍は素直に嬉しい。残すは自身のゴールか。

さて次はアウェイで岡山と対戦。ホームでは1-1のドローだったが、全席完売の相手ホームへ乗り込み、勝って決着を付けたいところ。また、万博にも多く駆けつけ素晴らしい応援を見せてくれた岡山サポがホームではどうなのかも気になるところ。

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