2013年7月1日

J2リーグ第21節 ガンバ大阪 vs 徳島ヴォルティス

J2リーグ第21節 ガンバ大阪 vs 徳島ヴォルティス
6/29、ホーム万博で行われた徳島戦に行ってきた。
シーズンのちょうど半分に当たる試合。勝って折り返したいところだったが。

結果は2-0の勝利。代表組2人に加え、レアンドロと家長をも欠いた中で、チームとしての力が試される試合だったが、控えに甘んじていた2人、パウリーニョの素晴らしいミドルと平井のゴールで逃げ切った。

前半はなんとなくまったりとした展開だったが、パウの強引さ個の力が活きたミドルで先制しこの状況を打破。そしてこの勢いの元、キレイなパスワークの中で最後決めたのは平井。相手サポ前で阿波踊りを披露し、そこが強気で図太いんだったら、もっと試合で出してと思わせる場面も。あとは相手に攻められもしたが、明神やディフェンス陣の踏ん張りで得点させず。後半も粘りのあるディフェンスを見せ、厄介そうだっだドウグラスもそこそこに抑えそのまま逃げ切った。後半に追加点があればもっと楽に試合を運べたとは思うが、リーグ最小失点を誇るディフェンス陣が力を発揮してくれた。ん?リーグ最小失点? リーグ最小失点、リーグ最小失点…。うん、むずがゆい響きだね。

この試合のポイントは、前半と後半終了間際で見せた藤ヶ谷のビッグセーブだろう。前半のあそこで決められてたら相手を勢いづけることになって展開も変わっていただろう。また、失点ゼロで凌げなかったとなるとディフェンス陣はもちろん、チームもそしてサポーターももやっとしたものが残りそうだっただけに、あの好セーブは本当に大きかった。ただ、ゴールからのキックが直接ラインを割るあたりは藤ヶ谷健在と思わせ…、などと言っては失礼か。

あとはこの試合で負傷した倉田が心配だ。膝の靭帯を負傷したように見えるが、そうだとしたら長引くかもしれない。これまでの貢献度を見ていれば、代表組が抜けるよりこの倉田が抜けるほうがチームとしては大きな痛手であることは間違いない。軽傷であることを願うが、この後に控える千葉や神戸といった倒さなければいけないチームとの対戦時にはいないものと考えたほうがよさそうだ。こうなるとこの試合で後半から入った阿部や岡崎にかける期待は大きいものとなる。点には繋がらなかったものの、この2人に加え同じく途中出場の川西でいい形を作ってくれていたのは今後に期待を抱かせるものだった。

さて次はアウェイで岐阜との対戦、しかも水曜開催ですぐにやってくる。短いインターバルをうまく使って回復に努めてほしい。前回万博での対戦では、阿部と平井の飛び蹴りショーキックで勝利を収めている。しかし次は相手のホーム、現在最下位ではあるが、たくさんのお客様の前でガンバ相手にいい試合をとの思いは強いだろう。代表組は戻ってくるが、倉田のいない中でどういった試合をするのか、代わりに入る選手の活躍に期待したい。

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