2014年3月10日

J1リーグ第2節 アルビレックス新潟 vs ガンバ大阪

J1リーグ第2節 アルビレックス新潟 vs ガンバ大阪
3/8、アウェイ新潟戦をスポーツバーで観戦した。
堅守は承知したので次は得点をなどと思いつつ観戦したが。

結果は2-0で勝利。今季初勝利、しかも苦手アウェイでの勝利となった。勝つに勝ったが、内容的には相手の新潟のほうがはるかに良く、勝敗の分け目は決めるところでしっかり決めるか否かの差だった。

前節同様、球際の弱さが目立った。というか、新潟の早くて厳しいチェックが見事だった。こちらがボールを持つとあっという間にオレンジに囲まれる場面が多く見られ、プレッシャーを掛けられボールロストやパスミスを誘発していた。そんな中でも、粘りに粘って失点0で切り抜けられたのは大きかった。これまでのガンバならズルズルといきそうな流れだったが、長谷川体制では堅守ガンバという違和感極まりないチームへと変貌している。違和感はあるが、2年前の悪夢からの反省点を踏まえた上でのチーム作り、また開幕直前に宇佐美を欠くアクシデントがあった影響で、前線にはしばらく時間が必要となる中でのこの仕上がりは自然な流れとも言える。

後半に入り、自分たちの時間が少しずつ増えていく中で、セットプレーから遠藤岩下の鹿実ラインから先取点が生まれ、その後交代で入った大森晃太郎が倉田のパスを受け、スルスルっと抜け出し、角度のないところから思い切り良くズバッと放ったシュートがゴールを奪った。ふたつともここぞというところでの得点で良かったが、特にこれがJ1初ゴールとなった晃太郎のものはほんと素晴らしかった。昨季、J2ながらも多くの出場機会を得て深めた自信は大きかったんだろう。舞台をJ1に移しても変わらず同じようなパフォーマンスを発揮できている。これからも大いに期待したい。

他に目を向けると、GK東口、ってこれいつまで言うんやろ?ってぐらいに安定感が眩しいくらいで頼もしい。ありがとうとしか言い様がない。あとは先発で入った米倉だが、倉田との絡みでひとついい場面があったがあまり印象には残らない程度の出来だったので、次回は持ち味を存分に発揮してくれることを願う。さらには、途中出場はしたもののほとんど時間をもらえなかったリンス。現状ではこの選手に活躍を期待してしまう。未知のものへの根拠の乏しい期待と言えばそれまでだが、見極めるためにも最初から出してほしいという思いがある。なので監督には、リンスは後からという風呂場の論理は捨ててもらって、いきなり使ってもらいたい。

さて次はアウェイで仙台との対戦。監督が変わった影響かまだ波に乗れてないようなので、こちらとしては継続からの安定感を見せて欲しいところ。仙台の佐々木勇人や武井択也に出場はあるのかなど楽しみもあるが、この次に控える広島戦へ繋げるためにも、いい形で勝ち点3を取れるよう願っている。

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