2014年3月3日

J1リーグ第1節 ガンバ大阪 vs 浦和レッズ

J1リーグ第1節 ガンバ大阪 vs 浦和レッズ

3/1、2014シーズンのJ1リーグ開幕戦に行ってきた。
開幕早々、天候には恵まれず試合開始前から降る雨。寒さに震える中、戻ってきたJ1の舞台に多少の不安を抱えつつ観戦したが。

結果は0-1の敗戦。内容的には完敗と言ってもいいほどで、復帰初戦を飾れなかった。相手の浦和も決して良いとは言えない出来だったが、それ以上に我がチームがダメだった。特に未だJ2仕様かと思わされるほどに球際の弱さが際立った。足元のパスばかりだったのもあるが、それをことごとく相手に狩られ、マイボールになかなかできない展開が繰り返された。それでもディフェンスは事故的な1点に抑えて、ある程度の堅さは見せたが、その代償としては大きすぎる攻撃での迫力不足。得点の匂いはほんのりと漂ったが、ほんのりすぎてすぐに消えてしまった。

そんな中でも好印象だったのは、GK東口とMF大森の2人。GKでの不安がないのは、見ててこんなにも楽なものかと改めて思い知らされた。最大にして最高の補強となったろう。あとは近年怪我が多い印象なので、そこだけは気をつけてもらいたい。そして大森、仕掛ける選手が殆ど見られなかった中で、自分の投入された意味をちゃんと理解して、前での活発な動きは素晴らしかった。また、あわやのシーンでは猛烈な戻りを見せてシュートをブロックするという殊勲の活躍。あれを見せてくれて、もやもやだけが残る試合ではなくなったので、晃太郎には感謝する他ない。
良いところも悪いところも、先日行われた京都戦で感じた印象を、相手が浦和でさらに強くしたのがこの試合だった。しばらくはこれが続きそうで、チームも見ているこちらも我慢が強いられる序盤になりそう。

そこを打破するひとつとして、リンスの早めのフィットが望まれる。この試合でもまだまだな印象を受けた新外国人選手が、計算できるところまでいく時間が短ければ短いほどいいが、それを願うばかり。晃太郎が「まだあいつがFWかサイドかは分からない(【J1:第1節 G大阪 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント | J's GOALニュース | J's GOAL)」と言っているように、まだ使い方に迷いがあるようだ。宇佐美離脱でプランに狂いが生じたことが要因だとは思うが、そこは早くクリアにしてほしい。そしてチームへのフィットもそうだが、万博の芝へのフィットも同じだ。雨だったのは当然あるが、足を取られる場面が多く見られた。晴天であってもこれでもかと水を撒くところだし、台風が来ようが爆弾低気圧が来ようが開催できてしまうあの芝に一刻も早く慣れて欲しいところ。あと、この試合では遠藤が後ろに入ったほうが安定してたので、FWに遠藤ではなくリンスをスタートから使ってもいいんじゃないか。早く慣れさすためにも、その方がいいと思う。指揮官の判断はいかに。

さて次はアウェイで新潟との対戦。昨季後半からの好調を今年も継続してそうな感じで嫌な相手だし、ビッグスワンとの相性も嫌な感じだ。若くて勢いのあるFWがいるチームなので、今回のように中盤でダラダラしてるとボールを奪われてすぐにゴール前まで運ばれる危険性が高い。この1週間できっちり修正してもらいたい。

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