バックスタンドに掲出されたダンマクに金沢のガンバに対する思いに感動しつつ観戦したが。
結果は5-1で勝利。前後半とも立ち上がりに点が入り、倉田のハットトリックを含む5得点。他会場でJ1チームがジャイキられる中でまぁ危なげなくといったところか。
この試合、長い中断に加えて次週にはリーグも再開するので、天皇杯といえどベストなメンバーを揃えてきた。気になっていた加地の抜けた右サイドには米倉が入ったが、スピード、クロスの精度、フィジカルと再開後のJでも期待できるものだった。怪我で出遅れたが十分に巻き返しを図れそうな感じだったので大いに期待したい。あと、宇佐美倉田の2トップも期待が持てる。リンスはもっとがんばれ。というかあれだけゴールに嫌われるとお祓いにでも行ったほうがいいのかも。全体としてはまだまだといったところだったので、この1週間でどこまでいい状態に持っていけるか。
また、観ているこちらも天皇杯緒戦特有のゆるい空気に飲まれてか、ダラっとした部分が多かったので再開に向けて準備せねば。でも、90年代を彷彿とさせるな～〜〜んもない万博、ガラガラのスタンドを見て懐かしく思う部分もあるのだが。あの時代、しなポテ＆揚げタコの全盛期だったなぁ。
そんなことより、相手のツエーゲン金沢サポさん。人もダンマクの数も多かったのが印象的だった。スターダストメモリーでおっさん心をくすぐる作戦だったかはわからないが、応援も素晴らしかった。金沢開催時には1度だけ行かせてもらったが（橋本英郎の停電ゴール時）、そこにも多くの地元の人が集まってくれていたのを覚えている。地元にプロチームが出来上がる、そして成長する過程を最初から見られるのを羨ましくも思う。これから金沢で良いサッカー文化を築いていってください。ご来場ありがとうございました。
さて次はリーグ戦、ホーム万博で甲府との戦い。 現実に引き戻すと現在ガンバは勝ち点15の16位だ。対する甲府は勝ち点16の14位。ここはひとつずつ確実に目の前の相手に勝利することが求められる。いいリスタートを切れるようにいい勝ち方をしてほしい。
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