2014年7月28日

J1リーグ第17節 ヴィッセル神戸 vs ガンバ大阪

J1リーグ第17節 ヴィッセル神戸 vs ガンバ大阪
7/27、アウェイで行われた神戸戦に行ってきた。
再開後のいい流れをここで発揮してほしいと願いつつ観戦したが。

結果は5-1の大勝。前節清水戦に続き、よく守りよく攻めた気持ちのいい素晴らしい試合だった。危ない場面もあったが、GK東口の好セーブやDF陣の踏ん張りで点をやらず、事故のようなPKによる失点のみに抑えた事がこの大勝の流れを作ったと言ってもいいだろう。主審がコントロールできない試合を、ガンバがきっちりとコントロールした試合だった。

攻撃面で言えば、やはり宇佐美。個の巧さや抜け目のなさをみせ2得点と神戸との相性の良さを示してくれた。周りを活かすプレーも多く、特にパトリックとの連携は徐々に良くなってきており、試合を重ねる上で合わない場面も減ると思われる。そのパトリック、セットプレーで遠藤からのボールに頭で合わせて2得点と先発2試合目ながら結果を残している。また、相手DF増川と競り合う場面が多く見られたが、ほぼ全てで勝っており、起点としてもきちんと役割をこなしていたのが印象的だった。かつていたFWのように研究されてすぐに賞味期限切れとはいかないことを願うばかり。

他にも阿部や晃太郎は安定したパフォーマンスを毎試合見せてくれている。途中交代となった晃太郎の怪我の具合が気になるところ。しかし、代わりに入ったのが出場停止明けの倉田という分厚さが相手と大きく違うところ。休養十分の倉田が引っ掻き回してさらにこちらのペースになったのも大きかった。もっと目立っても良かったと思うが、これは次の試合を期待しておこう。パトリック加入で前線の争いが激化する中で、結果を残してほしい。

この試合を終えてシーズンの半分が終了、7勝7敗3分勝ち点24の8位で折り返すこととなった。上位3チームとは少し離されてしまったが、それ以外はひとつの勝ち負けで順位が変わる混戦模様となっている。上位にしっかりついていくためには、やはり連勝が必要となる。リーグ戦再開後3連勝とここまでは理想的な展開となっている。さらに上へ行くためにも、この連勝をどんどん伸ばしていってほしい。

さて次はホーム万博でのマリノス戦だ。現在勝ち点23で10位のチームが相手だ。再開後の3試合全てで引き分けており、勝ってひとつでも順位を上げようと強い気持ちで挑んでくると思われる。それをのらりくらりと受け流して連勝キープといきたいものだ。大勝後の気抜けするガンバに不安はあるものの、それは過去の話と笑い飛ばせる試合を期待しよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿