2015年3月19日

ACL GS第3節 ガンバ大阪 vs ブリーラム・ユナイテッド

ACL GS第3節 ガンバ大阪 vs ブリーラム・ユナイテッド
3/18、ホーム万博で行われたACLブリーラム戦に行ってきた。
連敗スタートでもう後がないガンバ。降りしきる雨と主審の高圧的で耳をつんざく笛の音に耐えながら観戦したが。

結果は1-1のドロー。前半に待望の先制が生まれるも、後半からチーム状態が落ちて追加点も奪えず、そうしてるうちにFKから同点にされて、その後跳ね返すことなく試合終了。これで2敗1分となり、首の皮1枚というかGS突破の可能性は限りなくゼロに等しくなった。ゼロではないが、相当厳しい状況に追い込まれた。ACL残り3試合、そのうちアウェイでの戦いが2試合あるが、らしいサッカーをして意地を見せてほしい。てか、意地とかそういう次元でしか言えないのが寂しい。

ここまでエキシビ的なゼロックス以外は勝ててない中で、前半の内容は連動性も出ていて良かったと思う。特に阿部の動きが素晴らしく、攻守に積極的に絡んでいた。先制のシーンでは右サイドからPA左サイドまで走りきって、こぼれ球をゴールに押し込むという運動量。昨年チームの原動力として両サイドの頑張りがあったわけだが、ここにきてようやくそれが見られたのは上向いてきたということだろうか。ただ、晃太郎は疲れがあるのか、物足りない印象だった。チームの肝とも言えるこのポジションの選手、阿部大森倉田にはより一層コンディションを上げて、チームを引っ張っていってほしい。あとは、途中から入った赤嶺だったが、それまでとは違って期待が持てる質の高い動きが出てきたのは好材料と言えよう。あとはチームとして彼をどう活かすか。パトがそうだったように、もっと赤嶺の動きにチームが寄せていってもいいんじゃないかな。

残念だったのは、後半から特にジェソクが怪我で交代となってからはチームとして落ち始め、ミスが目立ち始めたところから相手ペースになってしまったこと。また同点とされたシーン、あのFKは相手を褒めるしかない見事なものだったが、そのきっかけとなったファールは大いに反省すべき点だ。藤春だったと思うが、あれは前半から米倉らがやって再三ファールを取られていた形だ。外から何を見ていたんだろう。積極的に前へ行くでもなく、守備でも抜かれる場面もあった。このSBも先に上げたSHと同じくらいチームの根幹として動いてもらわなければならないポジションだろう。無策なバックパスで危機的状況を作りだすのではなく、SHとの縦の関係でチームを押し上げていってほしい。守備は言わずもがな。

さて次はJリーグ、アウェイでの甲府戦。小瀬と言えば、いつぞやの真夏のバカ試合で負けた記憶がまだ残っていて、魔境のイメージが強い。それだけに、ここで勝利して浮上のきっかけとなって欲しいところ。

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