2015年3月23日

J1リーグ 1st第3節 ヴァンフォーレ甲府 vs ガンバ大阪

J1リーグ 1st第3節 ヴァンフォーレ甲府 vs ガンバ大阪
3/22、アウェイで行われた甲府戦をスポーツバーで観戦した。
ここまでの嫌な流れを断ち切るべく、苦手アウェイで勝利し代表ウィークに入りたいところだったが。

結果は2-0で勝利。前半は甲府にペースを握られ続けてこれまで通りのダメなガンバだったが、後半に入りチームが変わったかのように「抑えきれないガンバらしさ(解説城福氏談)」が炸裂して終始ガンバペースで試合が進み、阿部宇佐美の2得点で今季リーグ初勝利となった。もっと取れてたと思うが、まあパトのアレは織り込み済みってことで。この流れで2,3試合行きたい気もあるが、怪我人もいることなので代表ウィークでしばらく試合がないことは好都合なのかもしれない。昨年もあったインターバルマジックに期待しようかな。

この試合、前後半で全くチームが変わったわけだが、その要は復帰した今野の存在だった。開始早々に明神が怪我で交代してしまうアクシデントに見舞われたが、この時は倉田を入れて急場を凌いで苦しい前半をゼロに抑えて終えることとなった。ここで全員で耐えて失点しなかったのが大きかった。そして後半開始から今野投入で完全にリズムを掴むこととなった。ボール奪取のみならず前線にも顔を出し、かゆいところに手が届く今野のぶっつけとは思えぬハイパフォーマンスに引っ張られ、チームにもリズムが出て流れるようなパスワークからのフィニィッシュというガンバらしさがようやく現れてくれた。後ろも守りやすくなったのか、岩下もよく弾き返していたし東口の飛び出しも良くなった。それぞれの役割がはっきりとしてそれを全うできるようになったのだが、一人の選手でここまで劇的な変化が生まれるものなのか。相手指揮官も脱帽するしかない今野の活躍に、中断以降の巻き返しを期待できるようになった。

あとこの試合の前に代表発表があったわけだが、その影響も出たのかもしれない。今野のぶっつけ復帰もそれだろうし、宇佐美のゴールや前回記事で叱咤したこれが初代表となる藤春も守備で体を張るなどその効果があったように思う。バックアップとして選ばれた大森は前半で交代となってしまい残念だが、モチベーションという意味では効果があるのだろう。また選ばれはしなかったが、倉田や阿部のキレが去年のものに近づいてきたことも効果といえるだろう。同じポジションを争う大森の選出により、自分たちにも手が届くところにあると感じたに違いない。さらには代表新監督から肩を叩かれた感のある遠藤もまだまだ諦めておらず、もう1度呼ばれることを目標にチームで頑張ってくれるものと思われる。今回の代表発表がガンバにとって好材料となっているは間違いない。ほじっちFCありがとう。

さて次は4/3、ホーム万博での名古屋戦。2週間ほど空く上に金曜開催という微妙さ、そして相手の指揮官がby for nowした指揮官だけにイヤらしい存在である。ここまで1敗2分と未だ勝ち星がない名古屋だが、中断期間でどこまで修正してくるのか。もちろんこちらもその間にきっちり仕上げてくれることだろう。あとは代表組に怪我がないことを願うばかり。

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