名物しなポテが倍しなってたかどうかわからないが、またもや雨の万博。ホーム初勝利を願い観戦したが。
結果は3-1で勝利。終始ペースを保ち、前半終了間際の宇佐美の幸運な先制に始まり、後半に入ってすぐにきれいな流れから宇佐美の追加点。途中びっくりするくらい慌てふためく時間帯の中で失点して、あわや開幕戦の二の舞いかと思われたが1点にしのぎ、その後追加点を奪い逃げ切った。エースの2得点などでようやくホームでの初勝利となり、いい形で中断明けのリスタートが切れたのではないだろうか。
試合は前半からガンバのペース。さんざんシュートを放つも枠外か楢崎の好セーブに阻まれ続けた。このまま終わるとおもいきや、宇佐美のクロスに相手がクリアしそこねてゴールに吸い込まれていった。間際まで守り続けてきた相手だったが、この失点は落胆が大きかったろう。その空気感のまま後半に入り、次の1点を奪ったのはガンバ。右サイドでのパス交換から阿部の縦パスが米倉に通り、マイナスの折り返しを宇佐美がうまく合わせ追加点とした。この2点目は美しい流れだった。見事な崩しで勢いに乗るかと思われたが、気の緩みでもあったのか突如不安定な時間に突入する。バッタバタのゴッテゴテの時間となり、ごちゃごちゃっとした中で失点して嫌なムードが漂う。しばらく相手の時間が続くが、そこをしのいだガンバに待望の追加点が生まれる。勢い良く抜けだした藤春からのクロスが逆サイドに抜け、リンスとパトでごちゃっとした中でのこぼれ球を今野が決めて3点目。その後の相手の攻撃も跳ねのけ、今季ホーム初勝利となった。
宇佐美藤春ら代表組がその雰囲気を持ち帰って、チームにいい影響をもたらせていたのが良かった。相手にも代表はいたが、そこはチーム力の差か。ただ、明らかにダメな時間帯があるのも確か。ここを大いに反省して、次の戦いまでに修正してほしい。この後、タイや中国を含むアウェイ4連戦を迎えるが、上向いてきたチーム状態の中で結果を残せるか否かが今後に大事な要素となってくる。 怪我人も出てはいるが、チームとして乗り切って欲しい。
さて次はACL、アウェイのタイに乗り込んでのブリーラム戦。先の万博での試合はドローにされてしまい、いまだ苦しい展開を強いられているガンバだが、ここで勝利しない限り次は見えてこない。そんな状況でパトが累積警告で出られないのは痛い。そこで期待がかかってくるのが赤嶺だ。徐々にフィットしているかに見える彼の活躍が、今遠征での勝利に直結するかもしれない。もちろん、代表組の宇佐美や藤春にかかる期待も大きい。最後まで望みを切らさないためにも、なんとしてでも勝ち点3を持ち帰ってほしい。
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