2015年4月8日

ACL GS第4節 ブリーラム・ユナイテッド vs ガンバ大阪

4/7、アウェイタイで行われたACLブリーラム戦をTV観戦した。
もう後がない、勝つしかない状況で好調ブリーラム相手に是が非でも勝ち点3を奪うことを願い観戦したが。

結果は2-1で勝利。開始早々に先制されるも逆転で4戦目にしてACLでの初勝利、なんとか勝ち点3を得てGS突破へ望みを繋いだ。高温多湿、荒れた芝、謎判定の主審といかにもACLな状況下で、また全くいいところがないと言ってもいいチーム状態で終始ヒヤヒヤされっぱなしだったが、苦しみながらも勝ち点を得た経験は今後に必ず活きてくるだろう。今季序盤は早々の失点からリズムを崩し、そのままズルズルいってたことを思えば、逆転するところまで改善したということ。ここからスタートといこうではないか。

試合は開始早々に西野が怪我でアウト、直後にCKのボールが思ったよりも伸びてきたのか、東口が後ろにそらしてしまい、直接決められた。その前に藤春がきっちりキープできずにCKにしてしまったのもあるが、ミスが絡んだイヤな失点から苦しい立ち上がりに。その後もチームとして噛み合わず、楔のボールはことごとく相手に引っかかり、ボールロストでピンチを迎えるの繰り返し。何とか跳ね返しつつも、普通に強いブリーラム相手に苦しい展開は続いた。そんな中で前半終了間際の41分にリンスのゴールで追いつけたのは、悪い中での最低限の結果といえるか。

後半に入っても苦しい状況は変わらず何度もピンチを迎えるが、最初の失点を取り返すべく東口が好セーブ、というだけでは物足りないくらいの神がかったセーブを繰り返し、相手にゴールを割らせない。全体が疲れてきた中、赤嶺大森を投入して活性化を図る。赤嶺は思うようにはプレーできなかったが、大森は自分の役割をきちんと把握して、攻守に走り回りチームを鼓舞し続けた。そんな中迎えた後半42分、左サイドの宇佐美から逆サイドに送ったパスを米倉がダイレクトで折り返し、それを大森がこれまたダイレクトでたたき込んで勝ち越しゴールが生まれた。残り時間を全員で守りきり、このまま試合終了となった。スクランブル出場となったジョンヤもよくやってたし、再三のピンチを防いでくれた東口、途中出場で期待に応えた大森、どんな状況下でも最後まで走り切る米倉とヒヤヒヤグダグダなチーム状況でも光るものがあった。産みの苦しみを味わい貴重な勝ち点3を得た経験は、チームをより強くしてくれるだろう。GS突破へ向けて残り2戦、アウェイ中国での戦いとホームでの最終節に繋がるものと信じている。

さて次はJ1リーグ、アウェイで清水と対戦。対する清水はここまで公式戦1勝4敗1分と昨季の不調から抜けだせないでいる。今日4/8のナビスコでの結果にもよるが、波には乗り切れない状態で迎える試合となるだろう。こちらはタイ遠征帰りでまた国内移動と疲労は確実にあるが、今回の最後まで戦う姿勢があれば問題はないと思われる。この試合有給となったパトリックや帯同してない岩下など休養十分の選手には、それ相応の活躍を期待したい。

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