2011年6月20日

J1リーグ第16節 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス

J1リーグ第16節 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス
6/18に雨の万博、横浜戦に行ってきた。
例のアレ以降、勝てていない中で中東移籍のアド、腰痛のグノを欠き、相性の悪いマリノスが相手だったが…。

結果は2-1で勝利。緊急事態を乗りきった。この事態に早めた可能性もあるのだが、山口と下平が復帰したのは朗報だった。気になる西野のFW選択はやはり平井。日本人だけの先発陣にやれるかも!と根拠はないが思いつつ試合を見守った。

得点はお久しぶりなふたつのゴール。遠藤のFKとCKでの遠藤山口ホットライン。どちらのゴールも素晴らしかった。ただ、この試合を楽しくさせたのは上記のふたつのゴールではなかった。怪我から復帰した本職左SBの下平、明神の負傷退場により出場した横谷、後半から投入された川西の存在だった。

まずは下平。TMにも出ておらず、いきなりの本番復帰、しかも雨の中でのフル出場を果たす。中途半端なクリアで危ない場面演出もあったが質のいいクロスを上げ続け、安心させてくれた。だが先述したように、復帰を早めた可能性もあり、怪我の再発だけは気をつけてもらいたい。

次に横谷。投入時に初めは佐々木が用意されたが、明神の負傷が長引きそうなものと伝えられたのか、横谷を入れ、中盤のダイヤモンドというのか、3ボランチというのか、それの右へ持っていった。この3ボランチが見ていて実に楽しかった。中盤で相手攻撃の芽をつみまくり、攻撃時には前線へ顔を出したり、サイドへ開いてボールを受けたり、遠藤武井はもちろん、横谷も良かった。サイドに出て加地や下平を活かすパスを連発。中央からFWを追い越してゴール前へ飛び出すとか雨のピッチをものともせず動き回っていた。明神は残念だが、このチャンスを活かしてほしい。

そして川西。後半開始早々から激しめのアップをしてた中、後半15分に出番はやってきた。しかも宇佐美に代えて。通常なら平井だと思うんだが、監督はこの先を見据えた戦いを試す方を選んだ。ボールを引き出す動き、裏抜け、中盤へ降りてきてボールを受けさばく、チェイス、キープなどなど、平井にやってほしいことは全て川西がやってくれた。そろそろ鈍感な指揮官も気づいていいころなのでは?

ゴールこそセットプレーの2発だったのだが、主力が抜け、厳しいと予想されるこれからの戦いに、希望を持たせてくれる試合だったのがうれしい。次は水曜、首位をひた走る柏とアウェイゲーム。簡単な相手ではないが、大いに期待したい。

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