2014年5月12日

J1リーグ第13節 名古屋グランパス vs ガンバ大阪

5/10、トヨタで行われた名古屋戦はライストやニュース映像や記事などを見ただけなので、な~んとなくの感想ということで。どうやら、いいところを継続できたようだ。

結果は2-1で勝利。点差以上の差があったとか面白いようにボールが回ったとかを見ると、おそらく今シーズンベストの出来だったんだろう。前回拙ブログの締めで重要と言った試合で、この結果は大きい。自分たちのやろうとしていることがほぼ出来たので選手たちも大きな手応えを得たことだろう。得点の部分では物足りないのは相変わらずだが、それでもこの日の2つの得点は素晴らしいものだった。

1点目は、遠藤→倉田→宇佐美→大森→阿部と流れるように美しく繋がったガンバらしいと言えるもの。これが出てくると本当に安心する。後ろからのフィード、2列目の飛び出し、3人目の動きと理想的なものだった。2点目は遠藤からのフィードを大森が自ら持ち込み、左サイドから中央に流れ流れてキーパーをも交わしてゴールに流しこむ、これも美しいプレーだった。 暑さの中で足の止まった相手が、途中出場の大森の動きを止められるはずもなくバタバタと交わされていった。痛快。最後に闘莉王に1点は返されたが、元指揮 官率いる相手に今季1番の連動を見せた堂々たる勝利だった。

13:00キックオフの暑い中で全員が意識高く豊富な運動量で90分戦えたことは大きな収穫だ。代表発表を目前に控えていたからか遠藤の動きも抜群で、これまで軽かった守備もこの試合は良かった。今野も迷いが吹っ切れたのか攻守に貢献。で、この2人は順当にワールドカップ日本代表に選ばれ、活躍が期待される。会見を見る限り、コンちゃんのネガティブさはデフォルトのようだな。

後はCBが西野に代わって2試合目、前より安定している。丹羽の暑苦しい感じも嫌いじゃないが、西野岩下の善と悪、天使と悪魔のような組み合わせがしっくりきている。ボランチも遠藤今野のそら安定するやろという組み合わせ。内田に育って欲しいので使い続けてほしい気もあるが、今はチームを安定させるほうがベストということだろう。実際結果も出てるし。前の方は宇佐美を軸に、二川倉田阿部大森の調子のいい選手をと言った感じ。ここは誰が出てもそれぞれの持ち味を存分に発揮してくれるので頼もしい。残るはFW陣。佐藤は途中出場ながら得点以外はいい時の佐藤が出たようで、もう少しといったところか。そんでもってリンス。そろそろ噛み合ってきてよ。徐々にだが、良い方向へといっているので、後はこれをどう継続するか。次の試合にも期待したい。

さて次はアウェイでFC東京と対戦。相手は良い状態ではなさそうで、ここ数試合得点がなく勝利に恵まれていない。現在は4勝6敗3分の勝ち点15で我がチームと全く同じ数字を残しており、得失点差でかろうじて上にいるだけだ。上り調子にあるチームとしては魔境であろうと確実に勝利して連勝を伸ばして欲しいところ。ワールドカップ前最後のリーグ戦を勝利で締めたい。

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