2014年10月16日

第94回天皇杯準々決勝 ガンバ大阪 vs 大宮アルディージャ

第94回天皇杯準々決勝 ガンバ大阪 vs 大宮アルディージャ
10/15、ホーム万博で行われた天皇杯準々決勝の大宮戦に行ってきた。
週末にリーグ戦を控えた連戦中のミッドウィーク、メンバー構成を楽しみに観戦したが。

結果は2-0で勝利。ガンバはナビスコ川崎戦から7人を入れ替えて、また相手大宮も9人を入れ替えてのターンオーバー対決となった。しかし、ガンバはターンオーバーと言えど明神や二川のベテランに倉田藤春佐藤リンスといった面々が顔を揃え、また次節リーグ戦サスペンドの今野もCBとして出場しており、明らかにこちらに分がある布陣だった。連携といった面で少し難はあったが、完封で勝利してベスト4、準決勝進出が決まった。

前半は両者とも見合った展開で無理に攻めようとはせずに機会を伺う、メンバーが大きく入れ替わった試合らしいものに。ただ、相手大宮にあまり怖さを感じず、一度ペースを握ればこちらの試合になるかと思ったが、前半をスコアレスで終えた。後半に入り、少しギアチェンジしたのかガンバが攻勢に出るがフィニッシュには至らない。決めきれない状態が続くかと思った矢先に、二川のFKが直接決まり先制する。良かったよフタちゃん。ここから余裕を持って試合を進め、大宮の攻撃もしっかりとはねのけ盤石の展開に。交代策により今野をボランチに戻してからは特にそうで、本来のポジションはここだと言わんばかりに今野の動きはさらに良くなった。またリンスが右SBだったか?と思うほど、右の低い位置で守備をしてサイド攻撃を阻む場面も多くあったりして相手の自由にさせない堅さを見せる。そんな中、終了間際にカウンターから大森のパスに抜けだした佐藤がDFと競り合いながらもシュートを放ち、待望の追加点を奪い試合を決めた。4回戦の広島でも見られたが、出場機会に恵まれない選手のモチベーションを上げつつ、宇佐美や遠藤、阿部といった主力を休ませて勝利を得たのは非常に大きい。なにより勝ち残っていることがチーム全体に勢いをもたらせてくれる。連戦の疲れも確実にあるが、この勢いが何よりの活力となって乗り越えられる。このまま天皇杯でも決勝まで突き進んでほしい。

さて次はホーム万博に川崎を迎えてのリーグ戦だ。先にナビスコで2試合こなしており、短期間で3試合目を戦うので、対策を施されたやりにくい試合になるだろう。加えて今野が出場停止で、明神か内田のどちらかがボランチをあずかる。どちらもボール奪取は良いが繋ぎの面で簡単なパスミスを犯しやすい選手なので、不安があるとすればこの部分だろう。内田でいけるとこまでいって、締めは明神でってのがいいのかぁ。この辺の監督の起用法に注目したい。

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