2014年10月14日

ナビスコカップ準決勝第2戦 川崎フロンターレ vs ガンバ大阪

ナビスコカップ準決勝第2戦 川崎フロンターレ vs ガンバ大阪
10/12、アウェイで行われたナビスコ準決勝の川崎戦をスポーツバーで観戦した。
1戦目で勝利したが、アウェイゴールを奪われ難しい試合をどう戦うか緊張しながら観戦したが。

結果は2-3で敗戦したものの、2戦合計5-4で決勝進出を決めた。勝つしかない前がかりした川崎に終始押され苦しい展開で、早々に失点を許して更に苦しくなった。だが前半のうちに2得点し、大きなアドバンテージを得て戦えた。懐かしさすら感じさせるバカ試合で、いつもの川崎相手の試合を披露しつつ準決勝突破するエンターテイナーぶり。勝ち抜けるにはかなり厳しい状況にはなったが、攻め手を緩めず最後まで戦った川崎は素晴らしかった。次のリーグ戦へ繋がってしまう恐れもある気持ちの入った戦い方だった。

攻められっぱなしで早い時間に先制されて、かつてのガンバを観ているようなヒヤヒヤされっぱなしの懐かしい感覚に見舞われながら、両者の勝つために必要な次の1点を争う攻防を見守っていた。それが生まれたのはガンバだった。前半終了間際に阿部→パト→阿部で抜け出し、ゴール右隅に流し込んだ阿部ちゃん値千金のアウェイゴール。これで川崎ムードの展開から一気にガンバのものへと変えてくれた。その直後には、宇佐美の個人技で持ち込んで上げたクロスに合わせたのは、またも阿部ちゃん。これで完全に試合を終わらせた。これでこちらも余裕を持って観られると思っていたが、前半ロスタイムにCKからの失点で2-2とされ、後半へ微妙な空気を漂わせ終了した。ただ、こちらの有利は圧倒的とも言えるほどだったので楽観視していたが、後半開始早々に失点し2-3とされて、息を吹き返したかのような川崎に前半同様苦しめられる。押せ押せの川崎に中村憲剛投入でさらに加速するが、ガンバは宇佐美に変えて大森、パトに変えて佐藤と守備力のある攻撃陣を入れ逃げ切りを図った。ヒヤヒヤの場面が何度かありつつも守りぬきこのまま試合を終わらせ、2007年以来の決勝進出を決めた。

連戦の疲れがかなり出ているように見えたが、ミッドウィークの天皇杯を経て、週末にはまた川崎との対戦が待っている。3つのタイトル獲得の可能性を残す勝者ゆえの悩みだが、なんとも贅沢だ。2008年を思えば、国内移動だし国内チーム相手だしと気が楽に...、なるような気もする。ここは一気に星を3つ加えて、どこぞのタイトル無しチームに違いを見せつけよう。

さて次は天皇杯準々決勝、大宮戦だ。 相手は2週間ほど試合がなく休養十分、こちらは連戦で中2日での戦いとなる。体力的には大宮に分がありそうだが、ナビスコ決勝進出という大きなものをひっさげ、しかもホーム万博で戦う精神的アドバンテージがある。疲れを考慮し選手を入れ替えながらの戦いだとは思うが、誰が出ても結果を残してくれるものと信じている。

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