2014年10月23日

J1リーグ第29節 柏レイソル vs ガンバ大阪

10/22、アウェイ柏戦をスポーツバーで観戦した。
浦和を射程に捉え、直接対決まで負けないガンバに期待し観戦したが。

結果は0-1で敗戦。凌いで凌いで、凌いだ後のパトリック大作戦といきたかったところだが、決定機は作れどフィニッシュまでには至らず、最後の最後に失点して悔しい負けとなってしまった。リーグ戦ではあるが、選手の疲労を考慮したプチターンオーバーのようなスタメンで挑んだ試合。前半はうまく凌いで0-0で折り返し、後半ギアを上げて点を奪いにいったがそこで奪えず苦しい展開に。加えて試合を通しての審判の不安定さもあり、本当に苦しいゲームだった。切り替えて次に挑むしかない。

前節の炎天下のデーゲームに続き、今度は雨のナイトゲーム。疲労が溜まる選手たちには厳しい環境下での試合となった。おそらくプラン通りの前半をスコアレスで終えて後半勝負の展開に持ち込んだが、そこで惜しい場面が続くものの点には繋がらなかった。監督の采配も大森を入れ、パトリックを入れ、最後に倉田と攻めの姿勢でカードを切っており、それに応えようと選手も動いた。だが、焦りや疲労からか精度を欠く場面が多かったのは残念だが仕方ないところか。柏のダーティーさや審判の判定に感情を露わにする選手もおり、ギリギリの状態で試合に挑んでいることを想像させた。この敗戦で浦和との勝ち点は5差と少し開いたが、直接対決を残しており、まだまだわからない。この時期になると我々は連勝ストップや勝ち点計算など話題にしがちだが、チームは目の前の一つ一つを戦うことを強く意識し、「連勝はいつか止まるもの、大事なのは次勝つこと」と監督や選手たちが口を揃えてコメントしているのが非常に頼もしい。残り試合で首位浦和にどれだけのプレッシャーを与えられるか楽しみである。

あと5試合、まだ5試合。ありきたりな表現ではあるが、こう思わしてくれるのも、中断明けの破竹の勢いがここまで続いたからで、ありがたい限りだ。痛い敗戦ではあったが、最小失点だったことや浦和鹿島が引き分けたこと、鳥栖と川崎が潰し合いをしてくれたことで、深い傷を負うまでには至ってないのが幸いと言える。リーグ戦も負けたら終わりのトーナメント感が強くなってきたが、それに強いのがガンバだと思っている。最後まで諦めないガンバを見せてくれるだろう。

さて次はホームでFC東京を迎えての戦いだ。10月はここまで1勝2敗の相手だが、やはり現代表を多く抱えるチームだけに厄介ではある。特に勢いのあるFWはかなり手こずるかもしれない。岩下がまた出場停止というのも気になる。だが、代わりに入った選手の遜色ない活躍でここまで乗り切ってきたので、今回もそうなると信じている。これが終われば久々に1週間のインターバルがあるので、疲労のピークではあるが選手の踏ん張りに期待したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿