2014年10月10日

ナビスコカップ準決勝第1戦 ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ

ナビスコカップ準決勝第1戦 ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ
10/6、ホーム万博で行われたナビスコ準決勝の川崎戦に行ってきた。
ロースコアでもいいから、失点ゼロでと思いつつ観戦したが。

結果は3-1で勝利。後半終了間際の失点は次の戦いを難しくしたが、それ以外はこちらの思い通りに試合を進めた。相手は中村憲剛や小林悠を欠いてはいたが、大久保やレナトなど注意すべき選手は多くいた。それら選手を完璧に抑え、効果的に得点してホームできっちり勝利を得たのはすばらしい。撃ち合いになることが多い攻撃力がウリのチームに対しても、攻守のバランスが取れた今のガンバは完璧に対応し、ミスやアクシデントでしか失点の予感がしないという貫禄。サポのマインドが追いつかない。いや、ようやく慣れたのか、失点のないガンバ。

前半少し攻められはしたが、いつもにように対応してやり過ごしたつつ、こちらのペースに変えていく。そして遠藤のパスに抜けだした米倉が決めて先制。このパターンは何試合か見た印象があるが、ようやく決まってくれた。ここ数試合、守備に精彩を欠いていた米倉のゴールはチームにも本人にもいい効果だったろう。その守備でもレナトを抑える役割をきっちりこなしてくれた。その後、宇佐美の追加点もあり、2-0で折り返す。後半に入ってもガンバのペースで進み、追加点はすぐにやってきた。縦パスに抜けだしたパトリックが相手DFを寄せ付けないゴリゴリドリブルを披露し、そのままキレイにゴールに流し込んだ。ゴリパトすごい、短期間でこんだけ成長するんだ。これに喜んだのか、試合終了後にミニパトが競技場外で楽しそうにキャッキャ走り回ってた。モジャモジャミニパトかわいい。これで3-0とし、4点目を狙いながら盤石の守備で...といきたかったが、最後の最後に気の緩みからかCKから失点。ホーム&アウェイで行うナビスコでは、ほんとに余計な1点を与えてしまった。相手の勇気を与える1点になったかもしれないが、次の等々力で1点でも取れば試合を終わらせることができるので、変に余裕を持って入るよりはいいかも。いい緊張感の中、次を戦えるとポジティブに捉えるとしよう。

この試合で印象に残ったのは大森の動きが戻りつつあること。本人も言っているようにゴールと言う結果がないのが寂しいが、それ以外の部分で特に守備面ではいい時のそれになっているようだ。高い位置でボールを奪ったり引いてピンチを防ぐなど、頼もしい選手が帰ってきた。阿部や倉田との併用が続くと思うが、高レベルでのポジション争いでさらに成長してほしい。また、パトに代わって入った佐藤もゴールこそなかったがポストや守備は素晴らしいものがあった。自陣ペナルティーエリア内まで戻り、クロスをあげさせなかったあの守備はほんとすごかった。ふたりとも次はゴールという結果で我々を喜ばせてほしい。

さて次は日曜日、アウェイでの準決勝第2戦。この戦いを踏まえた上で、また怪我の憲剛が戻ってくる可能性も踏まえた上で、対策を施してくる川崎相手にガンバの試合ができるのかどうか。これまでの川崎戦のイメージで点の取り合いをイメージしてしまうが、今のガンバならアウェイでも今日のようなスコアでいってしまいそうな気もする。そんな戦いを期待している。

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