2015年5月12日

J1リーグ 1st第11節 サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪

5/10、アウェイで行われたサンフレッチェ広島戦をテレビ観戦した。
過酷な連戦の最後を締めくくれるか 、上位に踏みとどまるための大事な一戦だったが。

結果は1-0で勝利。さんざん攻められ、特に本職ではない右SB丹羽を突かれまくったが、東口を中心に耐え抜いてワンチャンスをモノにして逃げ切った。怪我人の多さや疲労を考えたら最善の勝ちだったろう。浦和戦でやりたかったことができたとも言える。これで長かった連戦もひと段落し、1週間のインターバルを有効に使って次に備えてほしい。また代表に選ばれた5人は怪我なく帰ってきてほしい。

試合はこのところ多い苦しいながらも要所を締めて耐えるガンバだった。広島のサイド攻撃に再三受けて危ない場面も多々あったが、東口が好セーブ連発&DF陣のふんばりで得点までには至らなかった。こちらにも好機はあったが決めきれずに前半は0-0で折り返す。後半に入っても同じような展開は続き、耐え続けて迎えた60分に試合は動く。宇佐美のドリブル突破で得たFKから、相手の弾いたボールが岩下の所へふわりと届き、その折り返しのこの日洗髪、いや先発のリンスが頭で押し込み先制となった。リンスの今季リーグ戦初ゴール、また先のACLに続く値千金弾でリードする。ここから相手は試合を動かそうと交代選手を投入したが、これに対してガンバは倉田小椋パトリックと投入し締めにかかる。これが見事にハマり、このままウノゼロで勝利し上位に踏みとどまった。ACLで1試合見消化ながら勝ち点22で3位は立派なものだ。

リンスは得点はもちろんだが相手ボールを深くまで追うなど守備でも貢献し、東口に次ぐ活躍といってもいい出来だった。また前回はSBとして、今回はFWとして入った倉田だが、その器用さを存分に発揮してくれた。でもこのままいいように使われるのは惜しい選手だけに、これは台所事情による緊急のものであってほしい。 また先発から外れはしたがクローザーとして投入された小椋もその役割を果たしてくれた。ようやく馴染んできたのだろうか、計算できる選手になってきたのは嬉しい限りだ。その反面、この試合で一番期待していた大森だったが、2度の決定機を外したり試合にも入っていけてない感じだったのが残念だった。次以降の奮起を。

さて次はホーム万博でフロンターレ川崎戦。勝ち点5差の5位で調子づかせてはいけない相手だ。1週間の中でどれだけ疲労が回復し、どれだけ傷が癒えるか。また4日後に控えるACLラウンド16のアウェイFCソウル戦も考慮しながら、これまでのようにうまくやりくりして勝ち点3を目指してほしい。

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