2014年4月21日

J1リーグ第8節 ガンバ大阪 vs 大宮アルディージャ

 J1リーグ第8節 ガンバ大阪 vs 大宮アルディージャ
4/19、ホーム万博で行われた大宮戦に行ってきた。
上向きかけてるチーム状態を継続するため、勝ち点3が是が非でもほしい試合だったが。

結果は2-1で勝利。リーグ戦での今季ホーム初白星を挙げ、先の2試合からの勢いを繋げた。ナビスコ鳥栖戦がワクワクドキドキだったとすると、この試合はハラハラドキドキだった。相手大宮は決して良くない状態で、家長やヨンチョルやズラタンらの個での怖さはあったが、チームとしてはそれほどでもなかった。それでもなかなかゴールには至らない、たまにヒヤッとする場面もあるなどの展開に上記の感想となった。

前後半通して停滞気味だった前線を変えたのは、途中出場となった倉田と二川。特に倉田は鳥栖戦で吹っ切れたのか、ボールロストも少なく相手を交わす場面が多くみられ、かなりいい動きを繰り返していた。いい攻撃が繰り返される中、試合が動いたのは終盤も終盤、80分すぎ。CKのこぼれ球を遠藤がダイレクトで後方の二川へはたくと、その二川が絶妙なクロスを上げてファーに詰めた丹羽が右アウトでちょこんと当ててゴール! このCKをもらったプレー、倉田、阿部、ジェソクが絡んだ攻撃も素晴らしかったので、この中で得点できたのは非常に良かった。

この後、今野を投入して締めにかかろうとするが、GK東口の判断ミスですぐさま失点。同点となり重苦しい空気となったが、それを払いのけてくれたのは今野だった。倉田の粘りから遠藤へ、これをまたダイレクトではたき今野へと繋がる。それを持ち替えて思い切り良く蹴ったボールは、相手DFに当たったのか無回転だったのか、相手GKの逆をついて勝ち越しのゴールとなった。この後もヒヤッとする場面もあったが、守りぬいてこのまま終了。勝ち切るという試合を見せてくれたことには大いに満足しているが、前線でのもたつきは相変わらず。でも、倉田の復調や宇佐美復帰間近との報もあり、そんなに深刻に受け止めなくても大丈夫なのかなと楽観視してはいるが。個人的にはリンス枠行け! 佐藤もうちょっと届かせて!とは思っている。

この試合は丹羽が本当に良かった。DFラインの統率、石崎くんばりの顔面ブロック(軽い脳震盪、大丈夫かなぁ)を含む身体を張った守備に加えて先制点を決めるなど、チームを鼓舞し続けて勝利へと導いた。それだけに失点なくあのまま終わりたかったところ。ミスをした東口だけでなく、チームをも救ったのが今野の美しい一撃だった。これまで大いに貢献してくれている東口に報いる点だったが、当の本人は浮かれた様子もなく、むしろ悲壮感漂いまくったままにインタビューなどを終えて引き上げていったんだが、ちょいと背負い込みすぎだな、あれは。試合後のインタビューでもスーパーマイナス思考なコメントも多く、とんでもない言葉もあったので、次は今野を救うためにチームとしていい勝利を掴み取って欲しい。でないと、こんちゃんのテーマ曲がオジー・オズボーンの「Suicide Solution(自殺志願)」になってしまう。次からGWの連戦に突入するにあたり、今野の力なくしては乗り切れない。攻撃も守備も噛み合い、気持ちのいい勝利をあげてこんちゃん「Bark at the moon」といってほしいものだ。

さて次はアウェイで川崎との対戦。とにかく点が入ることが多く、よく噛み合う相手なので、楽しみで仕方ない。堅守が何処へと行ってしまった感のある今のガンバが、さらに勢いに乗るためには川崎に打ち勝つことが必至だ。ディフェンシブな選手のゴールで勝った試合の後は、攻撃陣に奮起してもらいたい。個人的には、未だ実力を発揮できていないリンスが機能して、なめらかな仕上がりになることに大いに期待している。

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