2012年4月19日

ACL GL第4節 ブニョドコル vs ガンバ大阪

4/18、ウズベキスタンで行われたブニョドコル戦をテレビ観戦した。
先日の川崎戦での勝利を繋げるべく、アウェイへ乗り込んだのだが。

結果は2-3で敗戦。またもやいとも簡単に失点を重ね、勝ち点を奪えずグループ最下位へと転落した。悔しさを露わにする中澤、呆然と立ち尽くす今野、今シーズン幾度となく目にするゴールされた後の光景だ。ゆるふわにも程があるディフェンスは、日刊スポーツにハッキリと「ザル」と言われてしまう始末。あぁそうさ!ザルさ!それも相当目の粗いやつな!言われなくても知ってるよ!
ザルの守備…G大阪最下位転落/ACL - ACLニュース : nikkansports.com

1失点目の直後に倉田のゴールですぐに追いついたまでは良かったが、前半のうちにリードを許す。サイドの寄せが甘い、マークに付き切れていない、真ん中ガラ空き…。前半の2失点は全く同じような状況で、簡単にクロスを上げられ中央で頭で決められたもの。後半に入ってもちぐはぐさは変わらず、攻めに出たところを縦ポンでやられ3失点目。最後の最後、交代で入った阿部が追加点を奪ったことがせめてもの救いか。数字上可能性が残ってる限りはあきらめないのは、選手もサポーターも同じ気持ちだ。厳しい状況ではあるが、この1点が後に大きな意味を持つようになってくれれば。また、そうなるよう残りの2試合は相手がどこだろうが勝利するしかない。

もちろん悪いことばかりでもなかった。ACLだからできたのかもしれないが、不調のラフィーニャを外し、スタートは全て日本人という松波監督の思い切りは良かったと思う。累積警告で出場停止だった遠藤抜きの布陣を試せたのも後々のためには良かったろう。またベンチスタートだったが、パウリーニョの戦列復帰は朗報だ。らしさを取り戻しつつあるとはいえ、まだまだ不安定な中で彼の個の力は頼りにせざるを得ない。あとは明神の復帰。これも喜ばしいことだが、あまり無理をさせなくてもいいのでは?とも思った。正也や内田を使ってみてはどうだろうか。

是が非でも勝ち点がほしい試合を落とし、大きな疲労を残して選手は帰ってくるだろう。短い期間での回復は難しいかもしれないが、次に向けて良い準備をしてもらいたい。また疲労回復以上に難しいのはディフェンスの修正。これに関しては、産みの苦しみと捉えるのかそもそも合わないと判断するのかのリミットを設けてもいいのではないだろうか。後者にならないことを願ってはいるが、出場機会に飢え貪欲な若手が控えている事も忘れてはならない。この辺の手綱さばきは松波監督になってからうまいと感じることが多い。あとはこれがGKやCBにも発揮されるのかどうか。ザルを編み直すというかなりの職人技が求められる。

さて、次の日曜日はホーム万博に清水を迎えてのリーグ戦。今のところ天気予報は雨のようだが、雨だろうが嵐だろうが試合開始時にはなんとかなってる今年の万博。まぁ予報がなんであれ、ガンバの調子がどうであれ、万博へ行くことを控えることはない。ただ、新しい靴をおろすのは控えようとは思っている…。

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