2012年4月4日

ACL GL第3節 ガンバ大阪 vs ブニョドコル

ACL GL第3節 ガンバ大阪 vs ブニョドコル
4/3、松波体制で初のホーム開催となるブニョドコル戦に後半のみだが行ってきた。
爆弾低気圧の影響で、激しい風雨に見舞われて鉄道の運休が相次ぎ、競技場へたどり着くのも困難な中で集まった6,100人の観客。思いはひとつ、ただ勝利が見たくて、選手の笑顔が見たくて集まった観客の中、試合は行われた。

結果は3-1、ようやく今季公式戦で初めての勝利を掴んだ。内容も非常によく、見ていて常に期待感を抱かせるものだった。

前半は見ていないので報道その他の印象になるが、先制してからの試合運びに難があったとのこと。それもそのはず、今季初めて先制し、リードした中で戦うんだから仕方がないだろう。その辺は猛者揃いのチームなので、すぐに感覚を取り戻してくれると思うので心配はしていない。

前半の印象のないまま観戦した後半だったが、人もボールも良く動き、ガンバのサッカーを取り戻した感がひしひしと伝わってきた。初先発となった佐藤は得点こそなかったものの、あそこまで守備をしてくれたら中盤がやりやすくなるだろうなという献身的な働きを見せてくれた。ラフィーニャは2得点したもののPKでの得点。流れの中でボールを持ったときは、そこで動きが止まりロストする場面が多くまだまだといった印象。この得点で取り戻してくれたらと願う。

また、この日先発に入った寺田と倉田が中盤でその役割を十分に果たし、躍動していた。倉田に関しては、前の試合でも存在感を示していたが、この日も中心といってもいいほどの活躍。中でも藤春との相性が良く、彼の良さを十分に引き出してくれている。寺田は今季初先発。その中でも縦横無尽に走り回り、ガンバの中盤を構成していたのがうれしい。なによりこの2人を見ているだけで笑みがこぼれ、なんとも幸せな気分になれる。外での修業を終え、ほんとよく帰ってきてくれた。

さらには、同じく修行を終えた丹羽がガンバでの初出場を果たしたのもうれしい出来事。SBでの出場ではあったが、駆け上がり相手DFを前にしてシザースをかます様は心躍る場面だった。ACL初戦や開幕戦で交代枠を使い切ったあとでも、ずっと体を動かしベンチにいながらも試合に参加していた熱い男。使えば結果を残してくれそうな雰囲気が漂っている。

上記に挙げた選手以外にも横谷や佐々木など控えにまわっている選手を、そういう起用をしてくれる松波監督への期待感は膨らむ一方だ。モチベーションを保ち、チームを活性化させる采配だろう。まだ出場のない星原や早期の復帰が望まれる川西へもいい影響になるように思う。難しい中で監督に就任したが、選手やサポーターが同じ方向を向けるよう変えてくれたのは、松波さんだったからだろう。フロントへの不信感は拭えないが、現場でやれることは全てやってくれるものと信じている。

ただ、この試合の不満な点を挙げるとすれば最後の失点。藤ヶ谷はあれを触れると思ったのであろうが、結果があれではどうしようもない。この辺を松波監督がどう評価するのか...。

さて、この勢いに乗り、次に狙うはリーグ初勝利。アウェイでの広島戦、昨年はひどい結果だっただけに、その借りを返すべく、ガンバのサッカーで大暴れしてほしい。

戦いはこれからだ!

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