2012年4月10日

SUL第1節 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪

SUL第1節 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪
4/8、SUL(関西ステップアップリーグ)観戦に今年初めて練習場へ行ってきた。この日は天気にも恵まれ、サテライトの試合ながら両チームのサポーターが多く集まった。練習場では珍しく、ゴール裏サポーターの応援もあり、サテであってもダービーは特別と思わせてくれた。昨年は1-6の大敗を喫していたことをこの拙ブログ(SUL初戦/2011-03-07)を遡って確認しつつ、チーム事情が全く変わった今季は誰にでもチャンスがあると思われるので、若手のアピールを期待し試合を見守った。

試合内容はこちら(青黒観戦記)が詳しいので参照していただきたい。ここでは個人的に印象に残った選手のことを…。

まずは、初めて動くところを見るエドゥワルド。まだまだ不安定さやチームに馴染んでいないのかなと思わせる場面があり、特記事項なし。(印象に残ったことと言いながら、最初がこれでいいのだろうか。)

次に、左SBとして先発し、後半途中からひとつ前のポジションで出場した沼田。相手のサイド村田のスピードに押し込まれる場面も多かったが、ボールに触る回数や攻撃参加も多く見られた。だが、スピードやクロスの精度など藤春を脅かす存在とは言えないので、他の部分での強みを見せてほしい。

3人目は、この日キャプテンマークを巻いて出場した阿部。中盤で自由に動き回り、攻守ともに積極的で好印象だった。声もよく出ており、自分がボールをもらう以外に、ポジション指示など中心となっていた。この動きがトップでもできれば、スタートとはいかないまでも、後半のいいアクセントとして十分に活躍できるのではないかと思わせてくれた。

4人目は、CB丹羽。阿部が主に前線なら、こちらは最終ライン。正也、西野、稲森と組む相手は変わったが、それぞれに支持を出しコントロールしていた。相手攻撃陣が播戸、柿谷、永井、村田とトップのような顔ぶれの中、失点ゼロに抑えたのは自信につながるだろう。セットプレー以外に機を見て前線への参加も見られた。今一番トップでスタートから見てみたい選手である。

上に挙げた以外にも、本来の中盤で起用され2得点し、SBの呪縛が解けたかのような大森。CBの時よりはるかに安心して見られ、攻守ともに効いていたたボランチ内田。本調子とは言えないかもしれないが、やはりそのスピードは魅力的な星原と上を脅かして欲しい選手たちがそれぞれアピールしていたのが何よりうれしい。試合全体を振り返ってもトップより“ガンバ”のゲームをしていたように思う。もがき苦しむチームにはこの若い力が必ず必要になってくる。サテライトであれ、個々がそれぞれの良さを出しチームに活かすことを続けてほしい。

最後に、この試合の後半は丹羽・正也・内田・西野・稲森とCBだらけのディフェンス陣になっていた。ボランチやSBに振り分けられたが、皆が与えられたポジションできっちりと仕事していたのは良かった。本意ではないにせよ、出たポジションで結果をだそうとする気持ちが感じられた。その勢いでどんどん上を脅かして欲しい。

練習場に行けばこういうのが見られる。だから練習場は楽しい!

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